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男子U22日本代表:三井不動産カップ2022エキシビションゲーム直前合宿「1点も獲らせないように体を張っていきたい」吉田崇紘選手
2022年6月17日
留学生との対戦に慣れていると自信を見せる吉田崇紘選手
昨年のFIBA U19ワールドカップの経験を糧にチームを引っ張る小川敦也選手
いよいよ明日6月18日(土)に開催する「三井不動産カップ2022(千葉大会) バスケットボール女子日本代表国際強化試合」のエキジビションゲームとして、13時より男子U22日本代表チームが登場します。本来であれば、今月末より開幕する「FISU ワールドユニバーシティゲームズ」(中国・成都)へ向けた強化試合でしたが、コロナ禍によって1年延期となりました。
集合した初日、網野友雄ヘッドコーチは「ユニバーシティゲームスは、みんながその先に目指している日本代表やプロとしてバスケを生業としていくことに対するひとつのステップでしかない。延期になってしまったが、常にその先をしっかりと見据えながら今何をすべきかというところにフォーカスして欲しい」と選手たちに伝え、気持ちを切らすことなく強化を継続していきます。
昨年のFIBA U19ワールドカップに出場した小川 敦也選手(筑波大学2年)。1勝もできなかった悔しい経験となり、「世界とのレベルの差を痛感しました。日本は身長が小さいからこそ、もっとディフェンスから速攻を意識していかなければなりません」とレベルアップを図ります。
エキシビションゲームで対戦する男子日本学生選抜チームは、留学生を4人揃えました。「大学の試合では制限があり、留学生がコートに立つのは1人だけですが、国際試合に近い状況を経験をさせたいという意図もあり、何人でも出場可能です」と網野ヘッドコーチは言うように今回は制限がありません。
インサイドプレーヤーこそ試練の場となりますが、「留学生との対戦は慣れています」と吉田 崇紘選手(中央大学4年)は自信を見せます。普段から留学生を相手にマッチアップしている吉田選手であり、「このチームには点を獲れる選手がたくさんいますので、ディフェンスにフォーカスをして、1点も獲らせないように体を張っていきたいです」とやるべきことは明確です。
吉田選手にとっては、日本代表のユニフォームを着てプレーするのはこれがはじめての機会となります。「今後の成長を見据えてやるべきことはまだまだたくさんあります。この中では一番キャリアが浅いルーキーらしく、元気を出して、張り切っていきたいです」と明日の試合を楽しみにしていました。
現在、男子U16日本代表が「FIBA U16 アジア選手権」で快進撃を続けており、本日21:45から行われる準々決勝のインド戦に勝利すれば、7月2日より開幕するFIBA U17ワールドカップの出場権を獲得します。さまざまなアンダーカテゴリーが活動していますが、国内で観客の前で試合をするのは珍しいことです。
この試合のポイントとして、「こんな若手選手がいることをまずは知って欲しいです。まだまだ時間が足りず、チームとしての成熟度は詰め切れていないのが現状です。でも、ハードに一生懸命プレーすることは求めているので、そこは感じて欲しいです」と網野ヘッドコーチは挙げます。小川選手は、「日本代表のユニフォームを着て、ファンの皆さんの前でプレーをすることもはじめてですので、がんばりたいです」と話し、来年に延期されたユニバーシティゲームスにつながるプレーを披露します。
この試合の模様は、バスケットLIVEにて配信されます。ぜひ、明日は17時からはじまる女子日本代表の試合とともに、13時より行われる若手選手たちの戦いも合わせてお楽しみください。