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FIBA女子アジアカップ:予選ラウンド第1戦[日本 103-27 インド]「2番でも3番でも自分のプレーは変わらない」赤穂ひまわり選手 | 一覧へ | 「FIBA 女子アジアカップ 2019」 放送・配信のお知らせ |
女子日本代表:「FIBA女子アジアカップ」本日23:30〜インドと対戦「初戦から全員がコートに立って、この環境や雰囲気に慣れるようにしたい」町田瑠唯選手
2019年9月24日
右から町田瑠唯選手、渡嘉敷来夢選手、林咲希選手
持ち前のシュート力でチームを加速させる本橋菜子選手
「FIBA 女子アジアカップ 2019」は本日9月24日より開幕し、すでにオーストラリアvsフィリピンからスタートしました。AKATSUKI FIVE女子日本代表は日本時間23:30(現地20:00)より、地元インドと対戦します。この試合の模様はCSフジテレビとDAZNで生中継されます。
2013年から2年おきに大会が開催され、これまで3連覇を成し遂げています。トム・ホーバスヘッドコーチは「オーストラリアや中国も強いチームだと思いますし、チャンピオンになることは決して簡単なことではないですけど、今大会も私たちがチャンピオンチームになるということに自信を持っています」と力強いコメントを残しました。選手たちもホーバスヘッドコーチが目指すスタイルを出すことができれば、自ずと勝利できることを確信しています。
昨年のFIBA女子ワールドカップで先発ポイントガードを任されたのは、本橋菜子選手(東京羽田ヴィッキーズ)でした。ホーバスヘッドコーチの信頼は変わらず、注目選手に挙げるとともに、途中から出場させた方がシュート力を生かせると判断します。今年、先発で起用すると明言されたのは、リオデジャネイロオリンピックに出場した町田瑠唯選手(富士通レッドウェーブ)です。スピードを生かすとともに、渡嘉敷来夢選手(JX-ENEOSサンフラワーズ)との息の合ったプレーでチームに勢いを与えてくれます。
2年前の女子アジアカップでは、平均18.2分の出場時間を与えられましたが吉田亜沙美選手、藤岡麻菜美選手(ともにJX-ENEOSサンフラワーズ)に続く、3番手でした。先発で起用される今大会では、これまでの2年間の成長が試されます。連戦となる今大会のスケジュールを考えても、先発メンバーが良いリズムを作ってタイムシェアすることが必要です。「初戦から全員がコートに立って、この環境や雰囲気に慣れるようにしたいです」と町田選手は話しており、スタートダッシュをかけます。
FIBA女子アジアカップを皮切りに、開催国枠ですでに出場権を得ていますが日本も参加するオリンピックアジア予選が11月に行われ、そして来年2月にはオリンピック世界最終予選と国際大会が続きます。町田選手は、「来年のオリンピックへ向けても大事であり、今大会でしっかりステップアップできるチャンスでもあります。チームも個人も、持てる力を全て出し切ってプラスにしていけるようにしたいです」と強化につなげなければなりません。
東京オリンピックでの目標を金メダル獲得に定めている以上、「今大会は、オリンピックに向けた重要な準備でもあります。日本のスタイルである常に走ってスピード感あるバスケットボールを発揮していくだけです」とホーバスヘッドコーチも話しており、まもなくその一歩目を踏み出します。
■FIBA女子アジアカップ2019 (FIBA Women’s Asia Cup 2019)
【試合スケジュール】※日本時間
9月24日(火)23:30 日本 vs インド
9月25日(水)19:00 日本 vs チャイニーズ・タイペイ
9月26日(木)21:45 日本 vs 韓国
9月28日(土) 準決勝
9月29日(日) 決勝
○期間:2019 年 9 月 24 日 (火) 〜 29 日 (日)
○開催地・会場:インド・バンガロール (会場:スリー カンティーラバ インドアスタジアム)
○出場国:8か国(Division A)
<グループA> 日本、韓国、チャイニーズ・タイペイ、インド
<グループB> オーストラリア、中国、ニュージーランド、フィリピン