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男子日本代表:「FIBAワールドカップ2019」本番会場にて初練習

2019年8月30日

多くの報道陣の前で抱負を語る選手たち

本番化以上での練習を終えたAKATSUKI FIVE男子日本代表

 「FIBAワールドカップ2019」初戦のトルコ戦まで、あと2日に迫るAKATSUKI FIVE男子日本代表は、本日8月30日(金)に会場となる上海オリエンタル スポーツセンターにて初練習(非公開)を行いました。「世界を相手にどこまで戦えるのか、気持ちは高まっています」とフリオ・ラマスヘッドコーチも期待を寄せています。

 初練習を終えた田中大貴選手(アルバルク東京)は、「本番のコートで練習したことで『いよいよ試合だな』という気持ちになります。個人的に普段と違うことをするタイプでもないので、あくまでもいつも通りに準備をして、いつものように試合に入れれば良いと思っています」と変わらぬルーティーンで臨みます。「強豪国との強化試合を終えて、みんなも自信がついてきています。今日の練習もかなり雰囲気が良かったです」という渡邊雄太選手(メンフィスグリズリーズ)。自身の足首のケガも「ほぼ完治しましたし、練習を休んでいた分の体力も取り戻せています」と問題なく決戦の日を迎えられます。

 トルコ戦へ向け、ラマスヘッドコーチは「今までと変わらず、トランジションディフェンスとボックスアウトを徹底すること」を挙げました。NBA選手を3人擁する相手に対し、「セディ・オスマン選手(クリーブランドキャブス)はNBAでのプレーも見ていますし、彼がトルコの得点源になると思います。同じポジションであり、マッチアップすると思うのでしっかり守れるようにしたいです」と渡邊選手も力を込めます。

 男子日本代表は明日、もう一度この会場で練習を行い、コートやリングなどに慣れて本番に備えます。FIBAワールドカップ2019開幕戦、日本vsトルコは日本時間9月1日(日)17:30よりティップオフ。この試合の模様はBSフジ、CSフジテレビNEXT、DAZNにて生中継されます。