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女子日本代表国際親善試合2014 秋田大会 日本代表(FIBA世界選手権)チームは世界2位・オーストラリア代表に1点差で惜敗

2014年7月25日

全員出場で快勝した日本代表(アジア競技大会)チーム

3Pシュート6本で18点を挙げた#11栗原 三佳選手


 「東日本大震災復興支援 バスケットボール女子日本代表国際親善試合2014」は、秋田大会より開幕しました。既に夏休みということもあり、開場時間前から少しずつ列が伸びていき、ハヤブサジャパン 女子日本代表チームへの応援にかけつけてくれました。

 一番早く会場に姿を見せたのは日本代表(アジア競技大会)。今大会出場メンバー16名中、日本代表初選出が10選手と半数以上を占める平均年齢21.9歳の若いチームが、ベテラン擁するモザンビーク代表との開幕戦を迎えました。
 気合いを入れてコートに入った日本。開始早々、#11三好 南穂選手の3Pシュートや#8川原 麻耶選手の速攻などでリードを奪うと、開始4分には5連続得点で12-0。第1ピリオドを終え、30-9と大きく引き離します。第2ピリオドには、モザンビークに得点を返されるも48-23とし、前半で全員出場を果たした日本は、さらに気を引き締め直して後半へ。日本らしい速攻から得点を重ねていき、96-56と40点差をつけて圧勝し、開幕戦白星スタートを切りました。

■第1試合 日本代表(アジア競技大会) ○ 96-56 ● モザンビーク代表 
[BOXSCORE]

 幸先良い結果を残してくれた日本代表(アジア競技大会)に続くべく、日本代表(FIBA世界選手権)チームが2012年ロンドンオリンピック銅メダリストであり、FIBAランキング2位のオーストラリア代表戦へ挑みます。オーストラリア#8エリザベス・キャンベージ選手、日本#10渡嘉敷 来夢選手がともにバスケットカウントを決めて試合はスタート。どちらも積極的にメンバー交代をしながらハイペースで進んだ第1ピリオドは、21-19と日本がリードを奪います。第2ピリオド、3連続3Pシュートを決めて、流れを呼び込んだ#11栗原 三佳選手。前半残り4分、さらに栗原選手が第2ピリオドだけで4本目の3Pシュートを決めて41-26、日本のリードは15点。しかし、#12ベリンダ・スネール選手の3Pシュートなどで終盤に詰められ、46-39と7点リードで前半終了。

 後半、オーストラリアに追い上げられ、第3ピリオド残り1分にはオーストラリア#12スネール選手の3Pシュートで62-62、同点に追いつかれます。しかし、日本も#4大庭 久美子選手がドライブインからブザービーターを沈めて、66-64と辛うじてリードを保ち、最終ピリオドへ向かいます。しかし第4ピリオド、オーストラリアの#8キャンベージ選手に連続得点を許し、早々に逆転。日本のゴールが1本も決まらず、リードを広げられていきます。残り4分45秒、渡嘉敷選手のフリースローでこのピリオド初得点を挙げると、続けて#6間宮 佑圭選手がバスケットカウントを決め、追い上げ開始。残り3分、間宮選手のフリースローで74-73とリードを奪い返します。一進一退となる中、残り34.6秒、渡嘉敷選手の得点で78-78とし同点。逆転を目指す日本は、間宮選手がファウルをもらって2本のフリースローをもらいます。残り時間は6.8秒。1本目は成功し歓喜に沸く秋田市立体育館。ですが続く2投目は外れると、勝利を目指しオーストラリアの攻撃を凌ぐ中、0.5秒。今度は間宮選手がファウルを犯し、#5レイラニ・ミッチェル選手に2本ともフリースローを決められ、万事休す。あと一歩のところで金星がすり抜け、79-80の1点差で初戦を落としました。

■第2試合 日本代表(FIBA世界選手権) ● 79-80 ○ オーストラリア代表 [BOXSCORE]

 明日、7月26日(土)も、今日と同じく秋田市立体育館にて、「女子日本代表国際親善試合2014 秋田大会」の第2日目が開催されます。対戦カードは変わり、以下の対戦で行われます。なお、開場・当日券販売開始は11:30の予定です。

[第3戦] 13:00~ 日本代表(アジア競技大会) vs オーストラリア代表
[第4戦] 15:30~ 日本代表(FIBA世界選手権) vs モザンビーク代表

 今後の観戦チケットは、チケットバスケットなど各種プレイガイドにて発売中です。ぜひ、世界レベルの対決を会場でご堪能ください。
 また、試合の模様は応援.comにてインターネットLIVE中継(無料)が予定されています。
 世界に挑むハヤブサジャパンへのご声援をよろしくお願いいたします。