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ハヤブサジャパン 平成26年度女子日本代表チーム 第2次強化合宿スタート
2014年6月23日
新たなポジションでの活躍に期待が高まる髙田 真希選手
リーダーシップと積極的なプレイでチームを引っ張る間宮 佑圭選手
ハヤブサジャパン 平成26年度バスケットボール女子日本代表チームは、6月19日(木)より味の素ナショナルトレーニングセンターにて第2次強化合宿がスタートしています。内海 知秀ヘッドコーチは、「ディフェンスに重点を置きながら、攻守に渡るチームとしての組織的な部分をしっかりと作り上げています」と、今合宿のポイントを挙げました。第2次強化合宿期間中、FIBAランキング5位のチェコ代表が来日します。チェコ代表を相手にスクリメージで確認作業を行いながら、本番を見据えたゲームを予定しています。
練習中から声を掛け、リーダーシップを発揮する間宮 佑圭選手(JX-ENEOSサンフラワーズ)。「これまでは毎年新たな気持ちで1からのスタートでしたが、今年は2つ、3つ進んだ状態ですんなり合宿に入ることができており、これは初めての感覚です」と話しています。アジアチャンピオンとなったことで、「落ち着いて周りが見えるようになり、冷静に状況判断ができるプレイが増えたと思います」とも話しており、チームの大黒柱として頼もしく感じられました。
3番(F-フォワード)へとポジションを上げた髙田 真希選手(デンソー アイリス)に対し、内海ヘッドコーチは「良い動きをしてくれていますし、練習を重ねていけばもっともっと良くなっていく」と期待を寄せています。髙田選手自身は、「今までやったことがないポジションなので覚えることが多いですが、その中でも積極的に攻めなければいけないので、自分がどのタイミングで攻めればよいか模索しながらやっている状況です」と話しています。しかし、確率良くジャンプシュートを決め、積極的にドライブを仕掛け、さらにパスでも非凡なる才能を発揮。「4〜5番で国際大会に出るとかなりの身長差がありますが、3番であればその差は埋まりインサイドでプレイしやすくなります。逆にインサイド陣もアウトサイドからも攻められるので、お互いに動くことで様々なバリエーションが生まれます」と手応えも感じています。髙田選手のコンバートに対し、間宮選手は「楽しみにしていることですし、日本のファンの方も見ていて楽しいと思います」と話していました。
「東日本大震災復興支援 バスケットボール女子日本代表国際親善試合2014」(チケット発売中)へ向けて、精度を高めていきますので、ぜひご期待下さい。
チェコ代表戦が2年ぶりの国際試合となる髙田選手は、「試合が楽しみでしょうがないです。個々の1on1が重要になってきますし、積極的に攻めて行くことで課題が見つかると思っています。まずは、自分が攻めることを意識して戦っていきます」と心待ちにしていました。間宮選手は、「まずはチームでやるべきプレイの感覚をつかむことが第一。今年のステップアップへ向けた第一歩でもあり、課題もたくさん見つかると思います。チームが今、どのレベルにいるのかを把握したいです」と意気込みを話しています。
「第17回FIBA女子バスケットボール世界選手権大会」では、予選グループ同組となるチェコ代表。ちょうど2年前、ロンドンオリンピック世界最終予選(2012年6月29日)でチェコ代表と対戦。この試合に勝てばロンドンオリンピック出場が決まったのですが、47-53で惜敗。ロンドンオリンピックベスト8の世界レベルを相手に、強化を進めていきます。