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第1回FIBA ASIA 3×3 U-18男子バスケットボール選手権大会 3×3男子U-18日本代表チームはタイへ向け出発

2013年5月21日

 いよいよ明日、「第1回FIBA ASIA 3×3 U-18男子バスケットボール選手権大会」が開幕します。今大会に出場する3×3男子U-18日本代表チームは、5月18日(土)・19日(日)の2日間、味の素ナショナルトレーニングセンターにて強化合宿を行い、大会が開催されるタイ・バンコクへと旅立ちました。

 先週、カタール・ドーハで行われた「第1回FIBA ASIA 3×3男子バスケットボール選手権大会」では、健闘するも、惜しくも決勝トーナメント進出を逃した3×3男子日本代表チーム。今回の3×3男子U-18日本代表チームの強化合宿期間中には、岡田 卓也アドバイザリーコーチ(静岡ジムラッツ)の他に、3×3男子日本代表の青木 康平選手(東京サンレーヴス)と長谷川 武選手(大塚商会アルファーズ)が訪れ、特別指導が行われました。初めてのことばかりの大会に臨む、3×3男子U-18日本代表選手たちにとって、すでに大会に参加した選手たちであり、トップレベルの選手たちから様々なアドバイスをもらって一安心。「ハーフコートでのバスケットなので、トランジションが速く大変です。ショットクロックも12秒と短いので、戦略を考える頭が必要です」と、中野 誠之選手(県立高崎東高校 3年)が話すように、5on5とはルールが違う3×3のバスケットに苦戦しながらも、大会を目前に控え、充実した強化合宿となりました。

 チーム最年少15歳の濱崎 太希選手(札幌日本大学高校 1年)は、「僕一人だけ高校1年生と少し不安もありますが、日本代表という機会をいただけたので、年齢は関係なく、今までの経験を生かしたいと思っています。まずは、先輩たち(3×3男子日本代表チーム)が果たせなかった決勝トーナメント進出が目標です。ディフェンスを中心に、個人的にはドライブをどんどん仕掛けていって、チームの勝利に貢献したいです」と、大会へ向けて抱負を語っています。

 また、普段、部活動の5人制バスケットだけでなく、クラブチームでも代々木のストリートボールコートなどで3×3の経験を持つ水越 玲雄選手(日出高校 3年)は、「細かいルールが3×3流になっており、5対5とは違った面白さが余計に3×3を好きになった理由です。応援してくれている親や先生、友達、チームメイトや恩師に、これまでの恩返しをするためにも、より多く勝ち進むことが大切です。そのため、合宿でやってきたことをチーム全員で全て出し切り、その中で自分が出来ることを精一杯出して、チームに貢献したいです。また、岡田アドバイザーコーチをはじめ、合宿をサポートしてくださった方々のためにも、しっかり勝って『やってきたことが正しいんだ』と証明できるように頑張ります」と、勝利に貪欲になっています。

 3×3男子U-18日本代表チームは、ホンコン・チャイナ、マレーシア、ベトナム、カザフスタンと同じグループCに属し、1回戦総当たり戦となる予選ラウンドを戦います。予選ラウンドへ向けて、木下 真吾選手(大阪市立桜宮高校 3年)は、「シュート後の切り替えをすばやくして、フリースローやゴール下のシュートを確実に決めていけば、勝機はあると思います。チームの勝利はもちろんですが、個人的に、日本人が身長の高い外国人選手を相手にしても、通用するということを見せつけたいです」と目標を語っており、3×3男子日本代表チームが果たせなかった決勝トーナメント進出を目指します。

 新たなるカテゴリーである3×3日本代表へのご声援をよろしくお願いします。