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男子日本代表:9月17日(月)のイラン戦に向け、『日本一丸で戦えている』篠山竜青キャプテン | 一覧へ | 男子日本代表:FIBAワールドカップ アジア地区 2次予選(Window4)は本日、アウェーでのカザフスタン戦からスタート |
男子日本代表:FIBAワールドカップ アジア地区 2次予選(Window4) 男子日本代表はカザフスタンとのアウェーゲームを85ー70で制し、グループF4位浮上
2018年9月14日
序盤からチームを勢いづける活躍で勝利に貢献した渡邊雄太選手
選手それぞれが役割に徹し、チーム力向上を実感する竹内譲次選手
FIBAワールドカップ アジア地区 2次予選(Window4)がはじまり、AKATSUKI FIVE 男子日本代表はアウェーでカザフスタンと対戦。第1ピリオドに14点を挙げた渡邊雄太選手(メンフィス・グリズリーズ)が勢いづけていきます。八村 塁選手(ゴンザガ大学)は24点を挙げ、ゲームハイの活躍。アメリカでプレーする二人がチームを引っ張り、85-70で日本が勝利し、3勝目(4敗)を挙げました。この結果により、グループF4位に浮上。また、3位のフィリピンがイランに敗れたことで4勝3敗となり、ホームにイランを迎える次戦が重要になります。
「この1勝は価値のある勝利」とWindow3でのチャイニーズ・タイペイ戦に続き、アウェーで勝利をつかんだことをフリオ・ラマスヘッドコーチは評価しています。警戒していたカザフスタンのオフェンスリバウンドは目標値である9本にしっかりと抑えており、「ディフェンスはゾーンとマンツーマンを使い分けていましたが、40分間常に汗を流し、努力してくれたことが今日の勝因です」。
渡邊選手と八村選手が、はじめて同じチームでプレーしました。「二人がいることで日本が強くなるのは当たり前のことです。これから試合を重ねながら、経験を積んでいけばもっと良いチームになっていきます。向こう10年、もっと長いかもしれませんが、日本代表にとって重要な選手たちであり、世界レベルの選手になれる二人だと思っています」とラマスヘッドコーチは、若い二人に大きな期待を寄せています。
得点こそ彼ら二人が秀でていますが、チーム力の向上を実感しているのは竹内譲次選手(アルバルク東京)です。「選手それぞれの役割があります。例えば、(篠山)竜青はディフェンスでは一生懸命に前からプレッシャーをかけていますし、(田中)大貴と比江島(慎)と(馬場)雄大もしつこくディナイしながらすごくがんばっています」とディフェンス面でのスタッツには表れないプレーを全員で取り組み、チームでつかんだ勝利です。
常にリードを保って快勝したカザフスタン戦でしたが、「オフェンスに関してはターンオーバーなどまだまだ課題点があります」と篠山キャプテン(川崎ブレイブサンダース)は指摘します。渡邊選手が合流したのはこの試合の4日前であり、「まだまだフォーメーションを覚えている段階です。雄太の左利きを生かすためのフォーメーションなどもありますが、まだまだ突き詰めるところまではきていません」という状況です。それにも関わらず17点を挙げたことは「頼もしいとともに、まだまだ伸びしろがあることも同時に感じられました」(篠山選手)。
渡邊選手自身も、「全体的な部分で日本を助けなければいけないと思ってプレーしていますが、今日の試合は満足していませんし、改善点は多いです」と反省しきり。14点を挙げた第1ピリオド以降は、「相手のディフェンスが強くなり、それに対して自分が持ちたい位置でボールをもらえなかった」ことで得点が止まってしまいました。しかし、八村選手とともに日本代表に来た以上は、「アメリカの高いレベルでプレーしている選手がしっかり引っ張って行かなければいけないという意識があります。年齢に関係なく、塁とともに僕らがどんどん引っ張っていき、イラン戦も勝たなければいけないと思っています。僕と塁がいて、負けることは許されないとも思っています」。
次戦は、9月17日(月)に大田区総合体育館に強豪イランを迎えます。早々にチケットは完売となり、満員の会場でファンの皆様の声援をに後押しされ、2010年アジア競技大会の予選ラウンド以来勝てていないアジアの強豪に挑みます。「イランのインサイドは非常に高さがあり、個人技が優れた選手が揃っています。しっかり日本がやるべきハードディフェンスからファストブレイクで得点を獲るスタイルをさらに突き詰めて、ホームで良い試合をして勝ちたいです」と抱負を述べる篠山選手。日本代表として初の凱旋試合を迎える渡邊選手は、「カザフスタン戦以上に楽しみです。イランという強豪相手に日本代表としてプレーできることはとても幸せなことです。40分間楽しんで戦っていきたいです」と話し、勝利を目指します。
■2次予選【グループF】(※9月14日現在)
1位 オーストラリア:6勝1敗(85.7%)勝ち点13(得失点差+185)
2位 イラン:6勝1敗(85.7%)勝ち点13(得失点差+111)
3位 フィリピン:4勝3敗(57.1%)勝ち点11(得失点差-20)
4位 日本:3勝4敗(42.9%)勝ち点10(得失点差+20)
5位 カザフスタン:3勝4敗(42.9%)勝ち点10(得失点差-31)
6位 カタール:2勝5敗(28.6%)勝ち点9(得失点差-109)
■FIBAワールドカップ アジア地区 2次予選(Window4)
9月17日(月)17:10 HOME 日本 vs イラン(大田区総合体育館 ※チケット完売)
【TV中継】
9月17日(月)17:00〜19:30 BSフジ(生中継)
9月17日(月)17:00〜19:30 フジテレビNEXT(生中継)
【LIVE動画配信】
DAZN 9月17日(月)17:00〜
【LIVE STATS】
http://www.fiba.basketball/basketballworldcup/2019/asian-qualifiers/game/1709/Japan-Iran
関連リンク
- FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区予選 FIBA公式サイト
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