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平成30年度3×3日本代表チーム 「FIBA 3×3 U23 Nations League 2018」U23 3×3女子日本代表は2日連続優勝
2018年7月30日
3x3へ適応し、見事に2日連続優勝を遂げたU23 3x3女子日本代表チーム
チームとしての成長を実感できた荒川 颯選手
「FIBA 3×3 U23 Nations League 2018」アフリカ&アジアカンファレンスが、7月28日(土)〜29日(日)に「2018 FIBA 3×3 World Tour Utsunomiya Masters 」が行われた栃木県宇都宮市で開催されました。男女U23 3×3日本代表チームが出場し、女子は全勝で見事に2日連続優勝を遂げました。男子はいずれも予選ラウンド1勝1敗で決勝進出はなりませんでしたが、同じくU23世代で挑む「第18回アジア競技大会」へ向け、実戦経験を積むことができました。
U23 3×3女子日本代表選手たちにとっては、これがはじめての3×3です。大会2日前に招集され、ルールを覚えるところからスタート。栗林 未和選手 (富士通 レッドウェーブ)と宮下 希保選手 (アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス)は「第18回アジア競技大会」出場メンバーに選ばれています。宮下選手は「ルールも分からず、自分の中でできるかなという不安がありました」と言い、栗林選手は「5人制の女子日本代表に落とされた後だったので、なぜ私が3×3の選手なんだろうと思いました」というのが正直な気持ちでした。
しかし3×3は5人制にも生かされる技術が多く、実際に試合を終えた後は感想が180度変わり、意欲を見せています。
「所属チームではセンターを任せられる機会も少しありますが、Wリーグの選手たちのフィジカルはすごく強いです。この3×3の大会を通じて、フィジカル面で対抗することを経験できたので、今後のWリーグでもしっかり生かしていきたいです」(宮下選手)
「3×3を経験することで、5人制でのプレーの幅を広げるきっかけになると思いました。また、(5人制の)女子日本代表でも3Pシュートを求められているので、それにつながるようにしたいです」(栗林選手)
サポートコーチの大神 雄子コーチも、「あの短期間でしっかり順応しながら勝つことができ、今後さらに期待が高まります」と可能性を感じています。
今春から強化を続けてきたメンバーたちによるU23 3×3男子日本代表選手たちも、少しずつチームとして成長が見られはじめています。荒川 颯選手 (拓殖大学 3年)は、「最初の頃はみんなが1on1に行ってしまっていましたが、今ではパスがよく回るようになってきました。また、一番成長したのはリバウンドに対する意識です」と向上した点を挙げました。「このチームは松脇(圭志)さん(日本大学3年)や(荒川)颯さんが点を獲りに行くので、自分はディフェンスやリバウンドを積極的に行くことを意識して臨み、それに関しては今大会はできたと思います」杉本 天昇選手 (日本大学 2年)も役割が明確になったことで手応えを感じていました。
今大会は各国の若手選手たちの育成・強化をサポートするプログラムの一環としてFIBAが行っており、次につながる大会ではありません。しかし、すぐさまアジア競技大会を控える選手たちにとっては、この経験を糧にメダルに向かってさらなる強化を図っていきます。
■男子結果
【STOP3 7月28日】
日本○22-3●日本U18
日本●18-19○モンゴル
【STOP4 7月29日】
日本○22-15●インドネシア
日本●15-21○中国
■女子結果
【STOP3 7月28日】優勝
日本○15-14●中国
日本○21-0●スリランカ
日本○19-13●インドネシア
【STOP4 7月29日】優勝
日本○21-15●中国
日本○18-7●インドネシア
日本○22-8●モンゴル
■第18回アジア競技大会 概要
【期間】
5人制: 2018年8月19日(日)〜9月1日(土)
3人制: 2018年8月21日(火)〜26日(日)
【開催地 / 会場】
インドネシア・ジャカルタ
5人制:GELORA BUNG KARNO(GBK) / ISTORAほか
3人制:GELORA BUNG KARNO(GBK) / TENNIS CENTER COURT