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大会直前公開練習

2009年6月9日

大会前日。各国代表がそれぞれ小牧パークアリーナで練習を行いました。練習を公開する国、しない国。すでに戦いは始まっていると実感します。日本代表は、最後の10分間だけメディアに公開。戦いを明日に控えたホッブスHCにコメントをいただきました。

[Q]いよいよ明日ですね。

ホッブスHC:準備は出来たと思っており、選手も期待しています。長いトレーニングの中には、ケガなどのアクシデントもありましたが、フィリピンクラブチームとの練習試合も行えましたし、「やるぞ」という気持ちで明日を迎えられます。

[Q]手応えを感じていますね。

ホッブスHC:自分たちの利点を生かして、ゲームを作っていきたいです。そして弱点をいかに克服するかも大事になります。選手たちは戦う準備が整っています。

[Q]昨日の記者会見にて倉石強化部長がホッブスHCも緊張されているという話がありましたが今の心境は?

ホッブスHC:いつでもトーナメントの前は緊張します。それは自然なことですし、それだけ私に期待がかかっていることも承知しています。東アジア選手権の競技レベルが高いですから、それに対して期待感と緊張感が無い方が逆におかしいですよね。

[Q]ホッブスHCはこれまでNCAAトーナメントを指揮されたり、大きな舞台を経験されていますが、ナショナルチームを率いる点で違いはありますか?

ホッブスHC:ちょっと違うような感じはしています。NCAAの場合は、試合と試合の間に時間がありますが、今回は5日間で最大4試合を戦います。激しく、厳しい大会です。準備する時間がありませんので、NCAAトーナメントよりもっと激しさが必要になってきます。

[Q]チャイニーズ・タイペイのロスターを見た感想をお聞かせください。

ホッブスHC:良いチームということは分かっています。ディフェンスはアクティブですし、ものすごく大きいわけじゃないですが体格の良い選手が多いです。2007年徳島で開催されたアジア選手権で活躍した選手が4人残っています。半分くらいは新しい選手が入っているようですが、中心になるのは経験のある選手だと聞いています。スピードやクイックネスもあり、シュート力もあり、ドライブもうまく、守るのは非常に難しいチームです。先ほども述べましたが、日本の利点を生かして、勝ちに行きたいと思っています。