ニュース
男子日本代表第6次合宿終了
2009年5月17日
[Q]後藤コーチから見て、チームの状況はいかがでしょうか?
後藤コーチ:東アジア選手権の組み合わせも決まりましたので、あまり詳しくは申せませんが、選手たちは一生懸命がんばっています。
[Q]ホッブスHCが掲げる「最高のチームをつくるために」という理論の中にある三本柱のひとつとして「ハードワーカー(努力)」を挙げていますが、選手たちの努力に対する意識の変化は感じていますか?
後藤コーチ:そうですね。一番最初の合宿に比べれば、徐々に良くなってきています。言葉ではなく、体で表現するようになってきています。ボールを追いかける姿勢やリバウンドに飛び込む姿勢など、練習中でもコンスタントに現れています。
[Q]代表合宿がはじまり1ヶ月が経ちました。ホッブスHC理論の中のもうひとつ「チームプレーヤー」(最後のひとつは「スキル(技術)」)という部分では、チームワークやチームの雰囲気はいかがでしょうか?
後藤コーチ:まだまだおとなしい選手が非常に多いので、もうちょっと自分の良さを出しても良いと思います。徐々に良くはなってきています。
[Q]後藤コーチが日本代表選手だった頃から比べて、進歩している点は何だと思いますか?
後藤コーチ:単純には比較できないですが、身体能力は今の選手の方が高いですよね。国際ゲームは、もちろん技術も大事ですが、メンタルの部分が大きく影響してくると思います。やられたらやり返すとか、精神的に強くないと相手に飲まれてしまいます。
[Q]そのようなメンタル面は練習で成長するのでしょうか、それとも生活面から意識していかないといけないのでしょうか?
後藤コーチ:個人の性格にもよるとは思いますが、練習することによって、タフになれると思っています。そういった意味でもホッブスHCが掲げるコンセプトでやっていけば、徐々に良くなると思います。
[Q]同期の折茂選手がコートの中でプレーしているのを見て、どう感じているのでしょう?
後藤コーチ:うらやましい反面、大変だなぁと思います。年の差のある中で、うまくやっていると感心します。だから純粋にがんばって欲しいなぁーという目で見ています。彼がいてくれることが僕自身も心強いので、「泣き言を言わずにがんばれ」と(笑)。立場は違いますが、良い刺激になっています。
現在チケット発売中の東アジア選手権(6/10〜14@愛知・小牧)まで20日余り。選手たちも疲労がピークにさしかかっているようですが、もう一踏ん張り気合で乗り越え、良い結果をもたらしてくれることに期待しています。