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FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 1次予選(Window2) 2万人アリーナ完売のアウェイ・フィリピン戦は本日20:30TIP-OFF

2018年2月25日

悔しい敗戦をしっかり過去のものにし、前を任せるフリオ・ラマスヘッドコーチ

比江島慎選手(シーホース三河)はさらなるスイッチを入れ、ペイントエリアへの進撃を誓う

 「FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区1次予選(Window2)」(以下FIBAワールドカップアジア予選)は2戦目。フィリピン・マニラに移動したAKATSUKI FIVE男子日本代表チームは、本日2月25日(日)20:30(現地時間19:30)よりグループB2位(2勝1敗)のフィリピンと対戦します。会場となるモール・オブ・アジア アリーナは2万人収容可能であり、そのチケットはすでに完売しています。

 バスケットボールが国技であるフィリピンの盛り上がり、2万人が埋まったアウェイでの戦いを5年前、FIBA ASIA 選手権2013に出場した辻 直人選手(川崎ブレイブサンダース)、比江島慎選手(シーホース三河)、田中大貴選手(アルバルク東京)、そして太田敦也選手(三遠ネオフェニックス)はすでに味わっています。太田選手以外は男子日本代表選手としてのキャリアをスタートしたばかりの頃であり、その悔しさを皆が覚えていました。

 「日本代表に成り立ての思い出の地であり、あのときからいろんな経験を積んできました。今ではやれるという自信はありますし、いろんなイメージがあります。このアリーナでプレイすることに対して特別な思いが自分にはあります。このアウェイの地で、このアリーナで勝ちたいです」と比江島選手はその思いを語っています。5年前、2万人に包まれた試合は71-90で完敗。それぞれが経験を積んだ5年間の成長の証をぶつける戦いでもあります。

 FIBAワールドカップアジア予選Window1では、ホームで71-77と惜敗。日本はその後のオーストラリア、チャイニーズ・タイペイにも敗れ、グループBで唯一、勝ち星がない3連敗中で最下位です。今のチーム状況についてフリオ・ラマスヘッドコーチは、「先日の敗戦を受け止めて、全員が前を向いています。ホームでチャイニーズ・タイペイ戦を落としたのはもちろん悔しいです。しかし大事なのはみんなで課題点を正直に話し合い、あの試合を過去のものにしなければなりません」と伝え、すでに全員が吹っ切れていました。フィリピン戦へ向けた前日練習では、「チャイニーズ・タイペイ戦のディフェンスは良かったので同じレベルをキープしつつ、オフェンスでは少し改善しながら今度は練習してきたことをコート上で表現できるようにしたいです」と修正し、準備をしています。

 チャイニーズ・タイペイ戦は辻選手が3Pシュートを8本決め、26点を挙げる活躍をしました。14点を挙げた比江島選手は、「満足はしていませんが、僕としてもアタックしていた方だと思いました」と自己評価します。しかし、ラマスヘッドコーチからは「もっともっとアタックして欲しい。それだけ期待している」と言葉をかけられたそうです。ラマスヘッドコーチは、1回の攻撃で2度、3度とペイントエリア内に進撃することを求めています。「ラマスヘッドコーチにはまだまだ足りないと言われたので、もっと積極的にアタックしていきます」とさらなるスイッチを入れたエースがチームを引っ張り、フィリピン戦に挑みます。

 この試合は、フジテレビNEXTにて日本時間20:20より生中継されます。また、BSフジでも21:55〜23:55に放送されます。また、DAZNは20:30〜、スポナビライブでも20:15〜LIVE動画配信も行われます。