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第2回FIBA ASIA U-16女子バスケットボール選手権大会 第6日目、日本は2大会連続決勝進出!同時に、来年のU-17女子世界選手権の切符獲得!

2011年12月10日

 第2回FIBA ASIA U-16女子バスケットボール選手権大会は、大会第6日目。前回大会で準優勝の日本は、予選ラウンドにて107-77で快勝した相手、チャイニーズ・タイペイ(予選4位)と準決勝を対戦しました。

 第1ピリオド、立ち上がり、日本は#8山田のシュートで先制するも、すぐさまチャイニーズ・タイペイの#11に決め返され、さらに#5や#12に連続得点を許す。その後も日本はかたさからミスが目立ち、開始5分で6-10と相手にリードをされる。しかし残り4分を切り、#6馬瓜のポストプレイやリバウンド、#8山田のジャンプシュートでリズムに乗り、24-15と日本が9点リードで終了。

 第2ピリオド、日本は#4中村を下げて#5畠中を投入し、ガード陣も交代すると、#7永井と#8山田を中心にプレッシャーディフェンスから徐々にリズムを掴み、相手を突き放しにかかる。だが、チャイニーズ・タイペイも#11のポストプレイで追いかけ、簡単には点差が広がらない。日本は#5畠中のポストプレイや3Pシュートでゲームの流れを相手に渡さず、43-29と日本がリードを保ち前半終了。

 第3ピリオド、追い上げたいチャイニーズ・タイペイは#8と#11のポストプレイから得点を奪い、粘りを見せる。一方の日本は立ち上がりこそ苦しくなるが、#10宮崎のスピード溢れるドライブから相手のリズムを崩し、さらに#4中村、#5畠中のジャンプシュートでリードを保つ。61-45、日本が16点リードで最終ピリオドへ。

 第4ピリオド、疲れが見え始めたチャイニーズ・タイペイに対し、日本はプレッシャーディフェンスで畳み掛け、相手のミスを誘う。さらに日本は、相手のミスから次々とシュートを沈め、残り5分半には74-47の27点差をつける。残り5分を切ると、日本はベンチメンバーを送り出すが、攻撃の手を緩めない。84-55、日本は#8山田が22点、#6馬瓜が20点を挙げる活躍で快勝し、2大会連続で決勝進出を決めました。

 この結果により、本大会上位2チームに与えられる「第2回FIBA U-17女子バスケットボール世界選手権大会」の切符を獲得し、残るはあと1勝。前回大会であと一歩手に届かなかった「金メダル」を賭け、決勝戦を戦います。

 本日行われた準決勝およびレベルⅠ・Ⅱ入替戦の結果は下記のとおりです。

 ■レベルⅠ・Ⅱ 入替戦
  インド(レベルⅠ 5位) ○ 81-51 ● ホンコン・チャイナ(レベルⅡ 2位)
  フィリピン(レベルⅠ 6位) ● 55-66 ○ マレーシア(レベルⅡ 1位)

 ■準決勝
  中国(予選2位) ● 78-79 ○ 韓国(予選3位)
  日本(予選1位) ○ 84-55 ● チャイニーズ・タイペイ(予選4位)

 大会最終日の日程は下記のとおりです。(※日程は変更になる場合がございます)
 
[12月11日(日)]
 15:00(日本時間16:00)~ 3位決定戦 中国 vs チャイニーズ・タイペイ
 17:00(日本時間18:00)~ 決勝戦   日本 vs 韓国

 次戦、日本の決勝戦は、大会最終日、12月11日(日)17:00(日本時間18:00)より、前回大会覇者・中国を1点差で競り勝った韓国と対戦します。

 なお、大会公式サイト(英語)では、試合の経過を伝えるFIBA STATSにて速報配信をしています。
 「優勝」まであと1勝、女子U-16日本代表チームへの熱い応援をお願いいたします。