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第24回FIBA ASIA女子バスケットボール選手権 長崎/大村大会 兼 2012年ロンドンオリンピックアジア地区予選 大会休息日
2011年8月26日
第24回FIBA ASIA女子バスケットボール選手権 長崎/大村大会 兼 2012年ロンドンオリンピックアジア地区予選、大会第6日目。
昨日は中国と対戦し、残念ながら敗れたハヤブサジャパン。しかし、韓国戦に続き、中国戦もチケット完売。満員の観客の声援に応えられなかったことは、選手たちが一番悔しがっていました。しかし、目標はロンドンオリンピック出場権を奪取することです。大事な決勝トーナメントでは、さらなるご声援をよろしくお願いします。
また、昨日は#5髙田真希選手、#14大庭久美子選手が所属するデンソーアイリスのチームメイトが応援に駆け付けてくれました。
予選ラウンドが終了した本日は休息日。明日から始まる決勝トーナメントや入替戦に備え、しっかり体を休めるチーム、確認のため練習を行うチーム、気晴らしに観光するチーム、それぞれがリフレッシュしています。
我がハヤブサジャパンは、夕方から準決勝・中国戦、その先の決勝を見据え、体を動かしながらフォーメーションの確認を行います。それまではフリー。選手個々、いろんな形で心身ともにケアしています。
インド戦はベンチ、昨日の中国戦も約半分しか出場せず、「十分に休めており体調は良い」という#7三谷 藍選手。「昨日の試合前、今までどおりディフェンスからブレイクを出して中国に走り勝とう、と言う話をしました。ブレイクを出せるところは出せましたし、終盤に大庭選手がレイアップに持って行ったようなプレイを常に出せれば良いと思います。今日の練習でもう一度、日本のプレイを確認して、選手同士が話し合うことが必要です。やるべきことがあやふやになってる部分もあるので、そこをもう一度しっかりと確認して、自分たちのバスケットを貫く姿勢を大事にしたいです。平面では走り勝てますので、足を止めずに走って勝ちます」と、リベンジに燃えています。
韓国戦で相手と接触し打撲した#12吉田亜沙美選手は、大事を取って中国戦もベンチから戦況を眺めていました。「もっと1on1を仕掛けて、一人一人が積極的にゴールに向かって縦に攻めて行った方が良かったです。終盤に大庭選手が走ってブレイクを出す場面があったように、大きい選手にはスピードで勝つしかありません。前半からやっていれば、もっと良いゲームができたと思います。前半から走ることは確かに疲れますが、相手はもっと疲れると思いますし、体力面ではどのチームにも絶対に負けない自信があります。疲れても交代する仲間がいることを信じて、全力を出していきます。準決勝の中国戦は、絶対に何がなんでも1点でも良いからとにかく勝つこと!ファンの方もそれを望んでいると思いますので、期待に応えられるように、そして昨日のようなゲームをしないように、一人一人が気を引き締めていかないといけません。そしてやっぱりもう一回、決勝の舞台で韓国と戦ってリベンジしたいので、一人一人がぶっ倒れるぐらい全力を出し切り、中国に向かっていきます」と語った吉田選手。明日は万全な状態で、日本の司令塔がコートに戻ってきます。
大会が進むに連れてどのチームも精度が増しており、調子を上げてきています。今日の休息日を有効に使ったチームが、良い形で試合に臨むことができます。ハヤブサジャパンは、予選ラウンドで韓国と中国に敗れましたが、その悔しさを返すには勝利するしかありません。残るはたった2試合。笑顔で皆さんに手を振れるように、倒れるぐらい全力を出し切り、最後の最後にはしっかりロンドンオリンピック出場の切符を掴み獲ります。
会場に多くの方々にサポートしていただくため、8月27日(土)準決勝、翌28日(日)決勝の席次プランを拡大し、チケット緊急追加販売が決定しました。すでに「チケットバスケット」にて販売中です。
決勝トーナメントの模様はJ SPORTSにて、全試合生放送されます。さらに、NHK BS1でも決勝トーナメント日本戦の放送が、急きょ決定しました。準決勝・中国戦は、深夜1:10よりBS1にて録画放送されます。
ハヤブサジャパンとともに会場で、テレビの前で、ぜひご声援をよろしくお願いします。