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「東日本大震災」被災地復興支援 女子日本代表国際親善試合2011 第2戦 大村大会 前日記者会見ならびにチケット、テレビ放送情報

2011年8月5日

 勝利でスタートした“ハヤブサジャパン”女子日本代表チーム。
 「東日本大震災」被災地復興支援 バスケットボール女子日本代表国際親善試合2011(兼 第24回FIBA ASIA 女子バスケットボール選手権 長崎/大村大会 兼 2012年ロンドンオリンピック アジア地区予選 壮行試合)は舞台を大村市に変え、明日8月6日(土)に行われる第2戦大村大会へ向けて、メディア公開練習が行われました。

 練習後、女子日本代表チームの記者会見が行われ、中川文一ヘッドコーチは「昨日の試合では、第2ピリオドにメンバーを全部入れ替えたのですが、その選手たちがリズムに乗れず、リードされてしまいました。これまでの練習ではうまくいってたのですが、総入れ替えするのは難しい。オフェンスでは80点を目指しているが、昨日はそれには遠い結果でした。もっと3Pシュートを積極的に打って欲しいですし、沈めて欲しいです。スタミナなどバランスを考えながら、チームに勢いをつけられるようなメンバー構成をし、明日の試合に臨みたいです」と、昨日の反省、そして明日への抱負を語りました。

 中川ヘッドコーチが指摘した第2ピリオドの総入れ替えで出場した間宮佑圭選手は、「初戦ということもあり、少し力が入りすぎて自分のペースが掴めなかったこと、そして自分のプレイから入れなかったことで流れを崩してしまいました。これまでの練習試合ではペースを掴めていたのですが、最近はなかなかシュートチャンスまで持って行けず、今回の試合にも出てしまいました。流れの中で4人や5人がガラリと変わるのは難しいと感じましたが、せっかく与えられてる時間なので、自分の役割をしっかりとコートで出していきたいです」と、その時の状況を振り返りました。

 また、間宮選手は、出身地は東京都ながら生まれは長崎県、さらに親戚一同も長崎にいるというゆかりの地。
 「長崎でのゲームには大勢の方が応援に来てくれます。この地で日の丸を背負って戦えることをうれしく思いますし、誇りにも感じています。自分が成長した姿をのびのびと見せて、元気や勇気を与えていきたいです」。ここ長崎には間宮選手にとって心強い応援団がたくさんいます。

 第2戦の会場となるシーハットおおむらは、8月21日(日)から始まる「第24回FIBA ASIA女子バスケットボール選手権 長崎/大村大会 兼 2012年ロンドンオリンピックアジア地区予選」での決戦の舞台です。

 本番の会場では絶対に負けられない第2戦大村大会へ向け、「ロンドンオリンピック予選での目標はただひとつ、優勝しか狙っていません。この国際親善試合を通して良い調整をし、チーム一丸となって優勝へ向かって頑張っていきたいです」と力強く語った石川幸子選手。

 昨日の記者会見で「長旅の疲れがある」と語ったカナダ代表の#8キンバリー・スミス選手。
 一夜明け、#7コートニー・ピルパティス選手は、「時差もありましたが、今日は楽になりました。昨日1試合しましたので、だいぶ調整でき、体の方ももう大丈夫です。私自身、いつもはリトアニアでプレイしているし、海外でプレイする選手たちばかりなので時差への対応はできています」と答えました。

 また、カナダ代表のアリソン・マクネイルヘッドコーチは、第2戦へ向けて「日本に勝つことが最大目標ではなく、日本代表と同じようにオリンピック予選へ向けた調整をしています。なので、プレイスタイルを変えるつもりはありません。ただミスを減らすことと、しっかりボールをコントロールすること、日本の速いトランジションゲームに対応することはポイントとして心掛けたいです」と、意気込みを語りました。
 最後には、「ショーナは日本に住んでいたのよ。私たちも今日知ったのだけど」という情報をくれました。
 
 その#6ショーナ・ソーバーン選手に伺うと、「父が筑波大学で研究をしており、8歳から11歳まで日本に住んでいました。今日、私がその時に通っていた学校と同じ帽子を被った子供たちを見て、みんなに日本に住んでいたことを話しました」と、思わぬエピソードを披露。

 明日の第2戦大村大会の模様は、スカイ・Asports+(CS放送)にて生放送(13:45~16:00)されます。

 <第2戦大村大会 チケット情報>
 第2戦大村大会の前売チケットは8月5日(金)いっぱいまでチケットバスケットにてお買い求めいただけます。 また、当日券は8月6日(土)12時00分より会場にて発売します。
 ※前売で完売したチケットに関しては当日券の発売はありません。
 なお、会場へはなるべく公共交通機関をご利用の上お越しくださいますよう、ご協力お願いいたします。