ニュース
第9回FIBA U-19女子世界選手権大会 予選ラウンド 第2戦 vsアルゼンチン
2011年7月23日
7月21日(木)より第9回FIBA U-19女子バスケットボール世界選手権大会が開幕。大会第2日目、グループBに属する日本は、アルゼンチン(FIBA AMERICA5位)と予選ラウンド第2戦を戦いました。
第1ピリオド、立ち上がり、アルゼンチン#5、#10の連続3Pシュートで先制されるが、日本も#6本川のドライブや#10渡邉の3Pシュートなどで応戦。残り8分11秒、日本は#15町田の速攻からの得点で逆転に成功しリズムを掴む。だが、アルゼンチンも果敢なドライブ、合わせのプレイでシュートを沈め、点の入れ合いになる。残り4分、アルゼンチン#14のシュートで15-16と再逆転されるが、日本は#15町田がすぐさま入れかえし主導権を譲らない。その後は両チーム点の入れ合いが続き、残り1分、#6本川がドライブの合わせからシュート、続いて#10渡邉がフリースローを2本沈め、23-18とリードする。しかし終盤、アルゼンチンは#7のフリースローで加点、また#13の3Pシュートがブザービートで決まり、23-23の同点で終了。
第2ピリオド、日本は24秒オーバータイムをとられ、オフェンスのリズムの悪い立ち上がりとなるが、一方のアルゼンチンもシュートを打つが得点に結びつかず、開始2分間両チームともに無得点となる。残り7分、日本は#10渡邉の3Pシュートがようやく決まると、続けて#12桂のシュートでリズムを取り戻し、その後も連続得点を重ねていく。その間もアルゼンチンはノーゴールが続き、苦しい展開。残り3分21秒、このピリオド初得点となる#4のシュートが決まるがあとに続かず、日本は#10渡邉が3Pシュート、#13高田の得点でリードを広げる。43-26、日本はこのピリオドで相手に3点しか与えず、前半終了。
第3ピリオド、日本は前半の勢いそのままに、速攻や#6本川の3シュートでリードを伸ばす。残り7分39秒、日本#10渡邉のシュートが決まり、55-30の25点差とすると、たまらずアルゼンチンはタイムアウト。タイムアウト後、アルゼンチンは日本のファウルを誘いフリースローで得点を重ねるが、日本の得点を抑えることができない。日本は#10渡邉の連続3Pシュートらで着実に得点を重ね、残り4分で64-34と大きくリードを奪う。その後、アルゼンチンはドライブからディフェンスを引きつけ外角シュートを狙うも決まらず、73-47と日本が点差を広げ終了。
第4ピリオド、追い上げたいアルゼンチンは、バスケットカウントやドライブの合わせのプレイ、さらには速攻を出し、積極的な攻めを見せる。だが、日本は今試合絶好調の#10渡邉が3Pシュートを決めるなど、リードを保つ。残り7分、アルゼンチンは80-56となったところでタイムアウトを要求し、その後#8の3Pシュートやメンバーチェンジ、3-2ゾーンディフェンスと反撃を試みる。だが、日本は#6本川、#15町田がシュートを沈め、落ち着いて相手のゾーンディフェンスに対応。終盤、アルゼンチン#11の活躍で点差を縮められるも、90-71で日本が勝利。この結果により日本の2次ラウンド進出が決定した。
次は、7月23日(土) 18:45(日本時間24日7:45)より予選ラウンド第3戦、ロシアと対戦する。