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平成23年度女子日本代表チーム 第3次強化合宿(ヨーロッパ遠征) 第7戦 vsU-20ギリシャ
2011年6月11日
5月22日(日)より第3次強化合宿(ヨーロッパ遠征)を行っている、平成23年度バスケットボール女子日本代表チーム。今遠征ではスペイン、ギリシャ・コス島、ギリシャ・アテネへと巡り、合宿を続けている。滞在20日目、再度U-20ギリシャ代表と今遠征最後となる練習試合を行なった。
立ち上がり、日本は#4名木がスティールから速攻を決め先行する。その後も、#16大庭が3Pシュートを沈め、点差を広げる。U-20ギリシャは、たまらずタイムアウトを要求し立て直しを図るが、流れは変わらず苦しい展開。21-6、日本が大量シードで終了する。第2ピリオド、ギリシャはインサイドプレイで得点を狙ってくるが、日本のディフェンスに阻まれ、ミスが続く。途中、日本はシュートに対するファウルが多くなり、ギリシャにフリースローを与えてしまうが、U-20ギリシャはなかなかフリースローを得点にすることができない。終盤、U-20ギリシャ#13 CHATZIGIAKOUMIの3Pシュートや、バスケットカウントで反撃を試みる。しかし日本の機動力が勝り、43-23で前半を終了。
後半に入り、日本は疲れが見え始め、U-20ギリシャにオフェンスリバウンドを許す場面が増える。さらにはシュートの決定率も悪く、我慢の時間帯となる。しかし残り5分38秒、日本はタイムアウトをきっかけに修正し、その後はスティールからの速攻を決めるなど、再び自分たちのペースへ持ち込む。59-34、日本がリードを広げ第3ピリオド終了。最終ピリオド、日本は#8高田のバスケットカウントや#19川原の3Pシュートで得点を重ねる。また、相手のファウルを誘うプレイでフリースローのチャンスを得ると、そのチャンスを確実に点に結びつける。83-45、日本が快勝し、今遠征のラストゲームを白星で終えた。
昨日に引き続き、若手選手中心にメンバーを組んで試合に臨み、終始自分たちのペースで試合を進めた日本代表チーム。今遠征を通じてファウルが多さが目立ったが、U-20ギリシャを45点に抑え、ディフェンス力を見せつけた。今回の試合では、#11藤原が途中出場ながらチームハイの14得点をマークし、チームの勝利に貢献。さらには、181cmながらもオールラウンドなプレイができる#7畑が、3Pシュートを高確率で沈め12得点と活躍が光った。
このU-20ギリシャとの練習試合にて第3次強化合宿(ヨーロッパ遠征)は終了。今遠征を通じて4勝3敗と、自分たちの手応えと課題を発見し、まずまずのスタートとなった。日本代表チームは6月12日(日)に帰国(帰国便:JL406)する。