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オーストラリア遠征 第2戦 vs ACTアカデミー
2011年1月10日
1月7日、朝食に美味しいホットケーキを食べた女子U-16日本代表は、午前中から練習を行い午後のゲームに備えました。 第2戦目は前回同様、ACTアカデミーと対戦。オーストラリアプロバスケットボールリーグWNBLのために会場設営されたコートで試合が行われました。 ACTアカデミーは、前回いなかったメンバーが2人加わり、手強いチームになっていました。高さを生かしたインサイドからの攻撃に苦しい展開となりましたが、ディフェンスからブレイクを出した日本代表が73-68で辛勝し2連勝。
しかし、前回大勝した相手だけに、全く違うチームに変貌したことには驚かされました。 試合後、WNBLのゲームを観戦。AISのU-19チームが、プロリーグに参戦し強化を図っていましたが、これはとても良いシステムだと感じました。ゲームはレンジャース 88-46 AIS U-19とやはりプロチームが一方的な試合展開になりましたが、迫力あるプレイを目の当たりにし、選手たちは良い刺激を得たようです。 明日はキャンベラのチームと対戦します。
第1ピリオド、ACTとは2回目の対戦となるが#44(190cm)・#6(183cm)を中心にインサイドを攻撃の起点とし、得点を重ねていく。一方、日本は#18伊比のゴール下や#11井澗の速攻で得点するがACTの大きさの前に苦しい展開となり16-20とリードを許して終了。
第2ピリオド、日本はACTのビッグマンに対してディフェンスで対応。特に#4森田が相手のパスを読みインターセプトをするとリズムが良くなり、#7馬瓜のジャンプシュートや#14三木の3Pシュートなどで得点を重ねる。ACTは#6・#25のドライブインで得点を重ねるが残り4秒、日本のスローインから#5酒井がドリブルで持ち込み、シュートを沈めて38-29、日本リードし前半終了。
第3ピリオド、開始早々から#5酒井・#6永井のディフェンスからリズムを作り#6永井の3Pシュートやバスケットカウントなどで一気に攻め込む。しかしACTは#44のポストプレイや#25のドライブイン、#30のゴール下でのパワープレイなので反撃する。日本も踏ん張り54-42と12点リードし第3ピリオド終了。
第4ピリオド、日本は#5酒井のレイアップや#11井澗のジャンプシュート・#7馬瓜のスカイプレイも飛び出し、試合の流れを相手に渡さないように進めていた。一方、ACTは#44のポストプレイ、#25のアウトサイドのプレイで意地を見せて、反撃に移るが最後まで落ち着いてプレイした日本が73-68の5点差を守り、勝利した。主な得点:#5酒井12点・#16佐藤・#18伊比8点