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ドイツ遠征 第3戦 vs U-16ドイツ代表

2011年1月8日

 男子U-16日本代表ドイツ遠征3戦目はU-16ドイツ代表と対戦。FIBAランキング12位と、日本の33位と比べてもはるか上にいる強豪ドイツ。

 昨日の試合で勝利したおかげか練習の雰囲気も良くなり、チーム状態も向上して迎えたドイツ戦。夕食後、21時からのティップオフと慣れない時間帯でのゲームでしたが、代表同士の試合ということで気合い十分、意気込みを持って挑みました。第1ピリオドは互角の戦いでしたが、長身選手を擁するドイツに引き離される展開。しかし日本代表も諦めることなく最後まで奮闘しましたが、50ー77で敗れました。試合結果、詳細は以下の通りです。

 明日もドイツ代表と対戦します。アジアや世界と戦うにも「得点を取ること」「リバウンドを取ること」を心掛けてもらい、明日の選手たちの活躍に期待したいです。応援よろしくお願いします。

U-16日本代表
(1勝2敗)
50 15-15
15-28
5-20
15-14
77 U-16ドイツ代表

 第1ピリオド、#10宮本のシュートで先制。ドイツは日本のマンツーマン・プレスディフェンスに苦しみ、#5新川のスティールからレイアップシュートが決まり連続ゴール。しかしドイツは慌てることなく、#5Davidのドライブからファウルをもらい、フリースローを決め、#21Ismetが3Pシュートを決める。日本の激しいオールコートディフェンスから3-2ゾーンでプレッシャーをかけ続け、ドイツに少しでも苦しいシュートを打たせたり、24秒オーバータイムも取るなど、ディフェンスは成功。ドイツも#14Danielのローポストにボールを集めて得点を決め、両チームともに均衡した時間帯が続く。日本は、途中出場の#14白戸、#9馬場の切れのあるドライブからファウルをもらい、フリースローで得点をつなぎ15-15、同点で第1ピリオドが終了。

 第2ピリオド、ドイツは切り替えが早い長身選手にボールを集め、日本はダブルチームに行ったところを外にボールを回され、#10Janis、#15Niklasの外角シュートが決まる。日本もうまくスペースを作ってシュートするも決められず、我慢する時間帯が続く。残り5分を切ったところで、ドイツがタイムアウトを要求。その後はドイツにリバウンドを取られ、ペイントエリア内を攻められ苦戦する日本。30ー43とドイツが13点リードして折り返す。

 第3ピリオド、日本は控えメンバーを中心にスタートするもターンオーバーが続き、さらにリバウンドを取られる苦しい時間帯が続く。ドイツはローポストを起点にしながら、#8Sebastianを中心に確実に得点を重ね35-63、ドイツが一気に日本を突き放し28点リードして第3ピリオド終了。

 第4ピリオド、気持ちを切り替え、最後まで試合を諦めないこと、激しいディフェンスをすることを確認してコートに出て行った日本。#10宮本、#9馬場のドライブからのシュート、#14白戸のミドルシュートが決まる。ドイツは徹底してローポストにボールを集め、対応が遅れた日本はファウルを取られ、フリースローで加点。結果は50-77でドイツに敗れたが、日本は集中力を切らすことなく、最後まで激しいディフェンスを繰り返し、身体を張って戦い抜いた。