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ドイツ遠征 第1戦 vs Jena U-18
2011年1月6日
ドイツ遠征へと旅立った男子U-16日本代表は無事にドレスデンに到着。翌日より早速現地ドイツクラブのU-18チームとの試合が行われました。試合結果、戦評は以下の通りです。明日はChemnitz 99ers U-18チームと対戦します。
U-16日本代表 (0勝1敗) |
61 | 16-20 12-27 18-20 15-22 |
89 | U-18 Jena (NBBL) |
男子U-16日本代表としての初戦。試合前のミーティングで富樫ヘッドコーチは、このドイツで高さを知りその高さに向かう姿勢を経験して欲しいこととゾーンディフェンスの確認を選手に話した。
第1ピリオド、日本は3-2ゾーン、Jenaはマンツーマンでゲームはスタート。立ち上がり日本は、Jenaの高さや当たり、更に海外という舞台で緊張し、固さも目立ち、試合開始からJenaの#44UNTEELVLAVENを中心に連続ゴールを決められて10点ピハインドからスタートした。流れを変えるべく、日本はスターティングメンバー5人を総入れ替えし、ディフェンスもオールコートのプレスディフェンスに変えると、#14白戸が初ゴールを決め、ようやく落ち着きを取り戻した。その後、日本のリズムとなり、#10宮本のドライブからファールをもらい、フリースローを着実に決め、16-18と2点差まで追いつき、Jenaがタイムアウトを取る。日本はJenaの高さに翻弄されリバウンドを拾われ、エースである#23HALKVHLを中心に連続ゴールを決められる場面が続いた。日本は#10宮本が奮起し、ゴール下でファールをもらい、フリースローを2本決め、さらに#9馬場のドリブルで崩して得点を挙げたところで16ー20とし、第1ピリオド終了。
第2ピリオド、#6高柳・#11浅見・#15青木・#16森井を起用し、更にディフェンスもオールコートのプレスディフェンスを継続。Jenaはボール運びに苦戦するもフロントコートまでしっかり運び、3-2ゾーンディフェンスも#44UNTEELVLAVENから崩されシュートまで結びつける。外してもリバウンドが取れずJenaは#23HALKVHLが外から連続得点。18-39と差が広がると日本はタイムアウトを要求し、ディフェンスのプレッシャーを強めるよう指示を出す。日本は#10宮本・#9馬場のドライブで応戦し28-47、Jenaに19点リードを許し折り返す。
第3ピリオド、日本はオールコートのプレスディフェンスから3-2ゾーンディフェンス、Jenaはマンツーマンディフェンス。日本は#12葛原・#14白戸がオフェンスの得点源となり、#11浅見が攻守のリバウンドに絡み、更に積極的に攻撃を仕掛ける。対するJenaはエース#23HALKVHLをコートに戻すと、再びJenaのペースに試合が進んだ。日本の3-2ゾーンディフェンスも#44UNTEELVLAVENと#24NIEBENのハイ・ロープレイで得点を決められ、46-67と点差が21点と開き最終ピリオドへ。
第4ピリオド、#23HALKVHLがボール運びからシュートまで全てを行い、試合終盤には豪快なダンクシュートまで飛び出し、このピリオドだけで17点も決められた。日本も#9馬場を中心に得点するも、点差は縮まらず、最後は89-61でドイツ遠征は黒星スタートとなった。
明日以降の試合に、たくさんの課題が残る試合となった。リバウンドが取れなく相手に優位にゲームを進められたが、マンツーマンプレスは有効に効いていた。ゾーンディフェンスのローテーションなど、まだまだ連携ができていない。センター陣が奮起しボールに向かう姿勢が多く見られる場面があったので、明日の以降の試合でも期待したい。