公益財団法人日本バスケットボール協会

　これまでグループ2、3を対象に強化合宿を実施してきた男子日本代表チームは、5月18日(水)～21日(土)開催の第6次強化合宿よりグループ1が合流し、6月に中国・南京で開催される「第2回東アジア選手権大会 兼 第26回FIBA ASIA 男子バスケットボール選手権大会 東アジア地区予選」に向けたメンバー選考を見据え強化が行われました。

　日本代表活動が開始してから今回の合宿まで約1ヶ月間、グループ1の選手たちには「すぐに本格的な実戦形式の練習が開始できるよう各自コンディションを仕上げてくるように」と、スタッフとの約束がありました。「昨年怪我をした箇所の治療とリハビリ、トレーニングを含め、この1ヶ月間でしっかりコンディションを作ってきました」とこう語るのは、昨年日本代表候補選手に選ばれるも、怪我により日本代表活動に参加できなかった柏木真介選手(アイシンシーホース)。その他の選手もしっかりと仕上げて合宿へ臨み、日本代表活動が本格的にスタートしました。

　今回の合宿にもグループ2、3が参加しており、竹田 謙選手(リンク栃木ブレックス)は「刺激になり、自分のモチベーションにもなります。意識する選手もいますし、その選手を見ることで自分の長所や役割も明確になります」と話し、選手たちはお互いにライバル心を持って合宿に臨んでいました。

　6月10日(金)より開催される第2回東アジア選手権大会まで3週間を切りました。大会開幕まで残る国内合宿はあと2回。次回は5月24日(火)より第7次強化合宿を実施し、さらなる強化と大会へ向けた調整を行っていきます。