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第24回FIBA ASIA U-18男子バスケットボール選手権大会 準々決勝 チャイニーズ・タイペイを77-71で下し、ベスト4進出

2016年7月30日

チャイニーズ・タイペイを77-71で破り、ベスト4進出

#14西田 優大選手はチームトップの24得点の活躍

 来年開催されるFIBA U-19世界選手権大会の出場権をかけた「第24回FIBA ASIA U-18男子バスケットボール選手権大会」は8日目。大会も終盤に差し掛かり、ついに決勝トーナメントに突入しました。

 準々決勝の相手は予選グループA2位のチャイニーズ・タイペイ。先手を取ったのは男子U-18日本代表。開始4分で11-0とスタートダッシュを切ります。だが、チャイニーズ・タイペイもエース#2KAO選手の活躍でゲームを振り出しに戻し、その後は一進一退の攻防が続きます。男子U-18日本代表チームは#7杉本 天昇選手、#14西田 優大選手の得点で、41-36と5点リードで前半を終えます。
 後半に入り、チャイニーズ・タイペイが1-3-1のゾーンディフェンスに変えてきますが、男子U-18日本代表チームは上手く攻略し、#11増田 啓介選手が第3ピリオドだけで12得点を挙げる活躍を見せます。最終ピリオド、残り3分で12点リードを奪った男子U-18日本代表チームですが、チャイニーズ・タイペイも食らいつき、速攻からの得点で猛反撃を見せます。しかし最後まで落ち着いたゲーム運びを見せた男子U-18日本代表チームが77-71で逃げ切り、2大会ぶりベスト4進出を決め、来年のFIBA U-19世界選手権の出場権獲得まで、あと1勝と迫りました。

 つきましては、試合結果について下記の通りお知らせいたします。

 
■平成28年度バスケットボール男子U-18日本代表チーム
 第24回FIBA ASIA U-18男子バスケットボール選手権大会
 準々決勝 試合結果

◇2016年7月29日(金) 14:00~

男子U-18日本代表(B3位/通算4勝2敗) ○ 77-71 ● チャイニーズ・タイペイ(A2位/通算4勝2敗)
(17-20, 24-16, 19-17, 17-18)

【主な得点者】
#14 西田 優大 選手 24点(3Pシュート4本)、アシスト3本
#7  杉本 天昇 選手 18点(3Pシュート1本)
#11 増田 啓介 選手 17点、8リバウンド

※BOXスコア⇒ http://fac-u18men2016.japanbasketball.jp/pbp_team?schedulekey=2146&period=18&site=2

【ゲームレポート】
 第1ピリオド、日本は相手の1-3-1ゾーンに対して、#14西田の3Pシュート、#8伊藤のリバウンドティップ、#4三上の3Pシュートで好スタートを切り、開始3分で8-0とリード。たまらずチャイニーズ・タイペイはタイムアウトを取るものの、日本の勢いは止まらず、さらに加点し、開始5分で13-2とリードを広げる。だがチャイニーズ・タイペイはエース#3KAOを投入し、ここから3Pシュート3本を含む11得点を挙げる活躍で一気に追い上げ、終了間際には逆転を許す。17-20、チャイニーズ・タイペイが3点リードで第1ピリオド終了。

 第2ピリオド、この流れを断ち切ったのが日本#7杉本。バスケットカウントですぐさま同点に追いつくと、このピリオドだけで14得点を叩き出す活躍で、リードを保ちながら試合を優位に進める。チャイニーズ・タイペイも、ドライブ&キックから#12CHOUの連続3Pシュートが決め、一歩も譲らない互角の展開に持ち込む。終了間際、残り3秒で#14西田が3Pシュートを決め、41-36と日本が5点をリードして折り返す。

 第3ピリオド、両チームともにマンツーマンディフェンスからスタート。チャイニーズ・タイペイは#7 JIANが力強くドライブを仕掛け、#11増田のファウルを誘う。するとフリースローを確実に沈められ、点差を詰められる。日本は相手のドライブ&キックに#9三森がブロックショットすると、#11増田がミドルショットを決め、流れを渡さない。残り5分、日本は#11増田がドライブ、ポストプレイなど、積極的に仕掛け連続得点を挙げると、チャイニーズ・タイペイも#15CHANGの3Pシュート、ミドルショットを連続で決め、両チームともに一歩も譲らない展開に。60-53、日本が7点をリードして最終ピリオドへ。

 第4ピリオド、互いに譲らず一進一退の攻防が続く。チャイニーズ・タイペイはディフェンスをゾーンに戻してくるが、日本もしっかり対応し、シーソーゲームに。残り3分、76-64と12点リードを奪う日本。しかしそこからチャイニーズ・タイペイは猛反撃を見せ、速攻でシュートに持ち込む。それに対し、日本はファウルで止めるしかなく、フリースローでじわじわ追い上げられる。リードを守り抜き、逃げ切りたい日本は、時間を使ってボールを回す。チャイニーズ・タイペイはタイムアウトを要求し、果敢に3Pシュートを放つがが、ショットを決めきれず。77-71で日本が接戦を制し、準決勝に駒を進めた。

 次戦、7月30日(土) 16:00(現地時間)より、グループB1位のレバノンと準決勝を対戦する。