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バスケットボール女子日本代表国際強化試合2016 三井不動産 BE THE CHANGE CUP 本日最終日 -リオデジャネイロオリンピックへ向けたサバイバル- | 一覧へ | バスケットボール女子日本代表国際強化試合2016 三井不動産 BE THE CHANGE CUP 本日より東京大会 -女子U-23日本代表チームのキーワードは“次世代”- |
バスケットボール女子日本代表国際強化試合2016 三井不動産 BE THE CHANGE CUP 第2戦・東京大会結果 -2連敗を喫した女子日本代表だが、後半は同点で終え、明日の最終戦へ-
2016年5月9日
14得点、8リバウンドの活躍を見せた#8髙田 真希選手
今大会初の3Pシュートを決めた#7栗原 三佳選手
「バスケットボール女子日本代表国際強化試合2016 三井不動産 BE THE CHANGE CUP」は、東京・国立代々木競技場第2体育館に舞台を移し、第2戦・東京大会が行われました。
女子U-23日本代表チームは66-57で2連勝を飾りましたが、「アカツキファイブ」女子日本代表チームは55-81で敗れて2連敗。初戦に続き、女子オーストラリア代表チームに大差で敗れた女子日本代表チームでしたが、後半には待望の3Pシュートが決まり、互角の攻防を繰り広げ、少しずつ良いプレイも見られました。
「点数が入らない状態が続いており、これからシュートの確率を上げていかなければなりません」と、初戦と同じく反省点を挙げた内海 知秀ヘッドコーチ。しかし「組織的なプレイそのものは少しずつ良くなってきています。あとはシュートを決めきる力をもっともっとつけていかなければいけないです」と話すように、攻め手を欠いた初戦よりも良い場面が出ていました。
前半は#12吉田 亜沙美選手から#6間宮 佑圭選手のJX−ENEOSサンフラワーズでもコンビを組む二人が、大きなオーストラリア代表の合間を抜くホットラインで得点。全員が攻め気を見せていましたが、内海ヘッドコーチが指摘していたようにシュートが決まらず。前半のフィールドゴールは20.5%(8/39本)と低く、3Pシュートは長岡大会の第1戦を含めて60分間も決まっていません。
第3ピリオド、待ちに待った3Pシュートを最初に決めたのは、第2戦で先発起用された#7栗原 三佳選手。続けざまに3連続3Pシュートを沈め、良い流れを呼び込みます。
「チームプレイで作ってもらったセレクションで3Pシュートを決められたのは、私としてもチームとしても良かったです」と手応えを感じていた#7栗原選手。しかし、3Pシュートと同時に3つのファウルを犯し、前半の2つと合わせて、後半開始2分半という早い時間帯に5ファウル退場となりました。
残る第3ピリオドの全10得点を稼いだ#8髙田 真希選手。「後半の最初のシュートが決まったことで、そこからリズムに乗れました」と勢いに乗って得点を重ねていき、第3ピリオドは19-18と上回ります。
初戦でプレイタイムがなかったり、少なかった選手たちにも今日はチャンスが巡って来ました。#20馬瓜 エブリン選手は思いきりの良いドライブでゴールを決め、#17三好 南穂選手は3Pシュートをはじめ5得点を挙げています。「ベンチにいた時の方が緊張しました」と話していた#19藤岡 麻菜美選手は、コートに立てば落ち着いたプレイでゲームを作り、自らも1本のシュートを決めて良いアピールができました。
若い選手たちが躍動したことで、第4ピリオドも20-21と競ることができ、後半は39-39と同点で終えています。結果は55-81と26点差がついてしまいましたが、第1戦から改善点が見られ、最終戦に期待が持てる試合となりました。
一方、女子U-23日本代表戦は、2戦目とあって精度を上げてきたKDB生命ウィナーズ。「今日はマッチアップゾーンのようになっていて、それに対する対応に私自身が遅れてしまいました」と萩原 美樹子ヘッドコーチは反省し、初戦以上に厳しいゾーンディフェンスに苦しめられました。ポイントガードの#15宮崎 早織選手もまた、反省点しか出てきません。「最初にターンオーバーから入ってしまい、今日は#17曽我部(奈央選手)や周りの選手たちに助けてもらった試合となってしまいました」。
序盤から7-0と一方的な展開となったディフェンスは良いところも随所に見られました。しかし女子日本代表同様に決定打を決められずに、自ら苦しんだ展開を招いてしまいました。
「オフェンスがうまくいかなかった時こそ、ディフェンスとリバウンドを徹底しなければいけません。今日は1on1で簡単にやられるケースも多かったです」と、萩原ヘッドコーチはさらなる課題点を挙げました。「ここからという場面でミスが増えてしまいました。1戦目よりも大差で勝ちたかったです」と話す#15宮崎選手は、先発としてもっとベンチメンバーにプレイタイムを増やすだけの仕事ができなかったことを悔やみます。反省点ばかりのコメントでしたが、試合は66-57と2連勝を飾っており、内容でも満足できる3連勝を目指します。
明日、5月10日(火)は早くも最終日を迎えます。ぜひ国立代々木競技場第2体育館へお越しいただき、リオデジャネイロオリンピックへ向け、アカツキファイブへのご声援をよろしくお願いいたします。
なお、今大会のチケットは好評発売中です。
また、明日の「女子日本代表 vs オーストラリア代表」の最終戦は、5月10日(火) 24:30~26:30に「BSフジ」にてテレビ放送されます。
ぜひ会場で、またテレビで、世界ランキング2位に挑む「アカツキファイブ」女子日本代表戦をお楽しみください。
関連リンク
- 「バスケットボール女子日本代表国際強化試合2016 三井不動産 BE THE CHANGE CUP」 大会特設サイト
- バスケットボール日本代表チーム「AKATSUKI FIVE」 特設サイト
- 「三井不動産 BE THE CHANGE CUP」 長岡大会:女子日本代表はオーストラリア代表に世界レベルの強さを見せつけられ、黒星スタート(2016年5月7日発信)
- 「三井不動産 BE THE CHANGE CUP」 休息日レポート:最高峰WNBA経験者8名を擁するワールドクラスのオーストラリア代表(2016年5月8日発信)
- 「三井不動産 BE THE CHANGE CUP」 東京大会 事前レポート:女子U-23日本代表チームのキーワードは“次世代”- (2016年5月19日発信)