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ハヤブサジャパン 平成27年度男子日本代表チーム 最終合宿を終え、第28回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会へ向けて中国・長沙へ出発
2015年9月21日
ハヤブサジャパンの今大会の目標はベスト4進出
2年間の成長を試すべく、今大会に挑む#24田中 大貴選手
2年に1度、世界へつながる真剣勝負を繰り広げる「第28回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会(兼 2016年リオデジャネイロオリンピック アジア地区予選)」が、いよいよ9月23日(水)より開幕します。前回大会でのハヤブサジャパン 男子日本代表チームは、予選ラウンドで敗れて8強に残れず、アジア9位という屈辱を味わいました。リオデジャネイロオリンピックへの切符が懸かった今年は、さらに厳しい戦いが予想されます。プライドを取り戻し、ベスト4以上になって世界への扉を開くため、ハヤブサジャパンは本日9月21日(月)、開催地となる中国・長沙へと出発しました。
#6比江島 慎選手(アイシンシーホース三河)と最年少#24田中 大貴選手(トヨタ自動車アルバルク東京)は、ともに「力の無さを痛感させられた」と初めて臨んだ2年前の大会を振り返りました。その悔しさを原動力とし、昨年のアジア競技大会では3位となって銅メダルを獲得。今年も多くの強化試合を重ねたことを自信に変えて、リベンジを目指します。
何度も真剣勝負を戦ってきた#15竹内 譲次選手(日立サンロッカーズ東京)は「アジアの勢力図も目まぐるしく変わってきています。その中で自分がどれだけチームの力になれるかということを考えて戦っています」、#16松井 啓十郎選手(トヨタ自動車アルバルク東京)は「対戦相手も全然違いますし、状況も違うと思いますので、新しい気持ちで臨みたいです」とそれぞれ語り、若いメンバーと新たなる戦いへ挑みます。
これまでは、日本のパイオニアとしてNBAへの挑戦を続けてきた田臥 勇太選手(リンク栃木ブレックス)。日本代表活動とNBA挑戦は同じ時期であるがゆえに、今回が初めてのFIBA ASIA選手権出場となります。「あらためてオリンピックに出てみたいな、と本当に思っています」。最年長ながら誰よりも挑戦し続けてきた田臥選手の活躍に期待が高まります。
昨日発表した通り、#14金丸 晃輔選手(アイシンシーホース三河)は怪我のため本大会の出場が困難となり、11選手で大会に臨むことを決断しました。「エースなので簡単に変えられなかったとともに、2次ラウンドや決勝トーナメントでその力を発揮してもらえるよう大会中も調整してもらえればと思っていました。複数の病院に診断してもらいましたが、早くても2週間の安静が必要だと2日前に伝えられました。また、中国で大会に出るにはビザ申請が必要であり、連休中ということでその手続きもできず11人で行くことを決めました。しかし、この11人は一番長く合宿したメンバーですし、金丸の穴をみんなで埋めていこうと前向きに考えています」と長谷川 健志ヘッドコーチは話しています。その言葉通り、最後のスクリメージでは#42広瀬 健太選手(日立サンロッカーズ東京)や#25古川 孝敏選手(リンク栃木ブレックス)らが気を吐き、チームの雰囲気は良いまま大会へ向かいます。
初戦は前大会チャンピオンであり、アジアの強豪イラン(9月23日(水)15:30 ※日本時間)と対戦します。その後、マレーシア(9月24日(木)15:30 ※日本時間)、インド(9月25日(金)15:30 ※日本時間)との予選ラウンドを戦い、上位3チームが2次ラウンドへ。グループB(フィリピン、パレスチナ、クウェート、ホンコン・チャイナ)を勝ち上がった3チームとさらに対戦し、上位4チームが決勝トーナメントへ進みます。2次ラウンドでは、予選ラウンドの結果も引き継がれるため、取りこぼしは許されません。4年ぶりにFIBA ASIA選手権へ挑む広瀬選手は、「自分たちが潜在的に弱いと思っているチームが、意外と強い気持ちを持って挑んでくる大会なので、全ての試合において受け身に立つことなく、この試合に負けたらどうなるではなく、どの試合も勝ってやるという前に出ていく気持ちでやっていかなければいけません」と気持ちを引き締めていました。
先に女子日本代表チームがリオデジャネイロオリンピック出場を決め、その試合を見ていた男子日本代表チームもとても刺激を受けています。また、ラグビーワールドカップにおいて、小さな日本代表が世界3位の南アフリカに歴史的な勝利を収めたことも大きなモチベーションとなっています。スピードや正確さといった日本のアドバンテージで上回ることはもちろんですが、ジョーンズカップではしっかり体を当て、フィジカル強くプレイする意識が高まっています。「一人ひとりの気持ちがプレイに現れれば絶対に勝てますし、ラグビー日本代表同様、最後はシンプルなところに行き着くものです」と長谷川ヘッドコーチは言います。練習してきたことをしっかりコートで表現できれば、きっと奇跡は起こせるはずです。世界を目指すハヤブサジャパンへご声援をよろしくお願いいたします。