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平成26年度女子ユニバーシアード日本代表チーム 第3次強化合宿開催報告
2015年3月31日
今年度最後の選考強化合宿となった女子ユニバーシアード日本代表
初の日本代表入りを目指す秋元 千那実選手
本年、7月3日(金)より韓国・光州にて開催される「第28回ユニバーシアード競技大会」に向けて、平成26年度バスケットボール女子ユニバーシアード日本代表チームは3月23日(月)~28日(土)の期間、味の素ナショナルトレーニングセンターにて第3次強化合宿を実施しました。
本来であれば、今合宿では海外遠征を予定していましたが、FIBA制裁により6日間の国内強化合宿へ変更。「海外遠征が叶わないならば、この合宿まで選手選考を行うことに変更しました。大会までにはWリーグ選手も入る予定ですので、ポジションを見極めながら要求したことをどれくらいできるかを見て判断しています」と話す萩原 美樹子ヘッドコーチ。
午前中は世界と戦うためのレベルアップや日本代表が目指す約束事としてのフォーメーション練習を行い、午後はスクリメージを行いながら選手を選考していきました。18名の候補選手同士でのスクリメージ以外に、佐藤 智信総括(白鷗大学)、萩原ヘッドコーチ(早稲田大学)、恩塚 亨アシスタントコーチ(東京医療保健大学)のコーチ陣が率いる大学の選抜チームや白鷗大学男子チームにご協力いただき、国内で可能な限りの高さと強さ対策を行い、強化に努めました。
ラストチャンスに賭ける秋元 千那実選手(東京医療保健大学 4年)は、初の日本代表入りを目指します。「走り出すタイミングで相手を出し抜くこともできるので、攻守が切り替わる瞬間やボールを取った瞬間に走ることを意識すれば大きい相手でも立ち向かえると思っています。そこはしっかり見極めて走っていきたいです」とやるべきことを明確にし、合宿に臨んでいました。女子ユニバーシアード日本代表へ向け、「インサイドでゴツゴツ体を当てることよりも、ドライブに合わせたシュートや相手が打つ瞬間にリバウンドに入ることなどを意識しています。リバウンドが自分の役割だと思ってずっとプレイしてきたので、そこはタイミング良くしっかり入れるようにしたいです」とも話しており、スクリメージでは持ち味を発揮していました。
大会へ出場できるかはまだ分からない状態ですが、女子ユニバーシアード日本代表チームは決勝トーナメント進出(ベスト8)を目標に掲げ、今後も強化を続けていきます。