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【第78回皇后杯準決勝】デンソー 小嶋ヘッドコーチ、高田選手 会見コメント

2012年1月7日

 第2試合終了後に、初の決勝進出を決めたデンソー アイリスの記者会見がおこなれました。小嶋 裕二三ヘッドコーチと高田 真希選手が登壇しました。

●小嶋 裕二三ヘッドコーチ

 WJBLのリーグ戦が12月に中断してから、オールジャパンの組み合わせはいろいろ考えられました。しかし、あえてトヨタ自動車(アンテロープス)との対策ひとつに絞っていたので、正直決勝戦のことはあまり考えていませんでした。

 今シーズンは(決勝戦で対戦する)JXサンフラワーズに1勝しており、これまでは高いところにいるチームでしたがようやく同じ土俵に乗りかけているような状況になっています。この勢いを持って何とか金星を取りたいです。

 トヨタ自動車とはリーグで4回対戦し3敗しています。負けた試合はトヨタ自動車の全部のシュートを中も、外も、守ろうとして負けていました。4戦目は割り切って外は捨てて中を徹底的に守る作戦で勝利しました。今日も同じディフェンスの考え方で戦ったところ、前半は雨あられのように3Pシュートを決められてしまい、これはまずいかと思ったのですが、後半も継続したところ、どちらかと言うと珍しくトヨタ自動車が根負けしてくれて、継続したことが吉と出ました。

 中を絞ったディフェンスができたことが勝因だと言えます。

●#8 高田 真希選手

素直にうれしいという言葉しか今はないです。ほとんど相手にリバウンドを獲られていたので、奇跡と言うか…。リバウンドからブレイクを出すというのがデンソーの流れなのですが、それが出せなくても流れが作れていました。相手がシュートを外してくれたので助かりました。