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第26回FIBA ASIA女子バスケットボール選手権大会 5日目結果 -日本はタイを下し、全勝で予選ラウンドを突破。準決勝は9月4日、チャイニーズ・タイペイと対戦-

2015年9月2日

予選ラウンド5戦全勝、1位通過を決めたハヤブサジャパン

13リバウンドを挙げた#15王 新朝喜選手

 「第26回FIBA ASIA女子バスケットボール選手権大会(兼 2016年リオデジャネイロオリンピック アジア地区予選)」の5試合目となる予選ラウンド最終戦はタイと対戦。ハヤブサジャパン 女子日本代表チームは序盤から力の差を見せつけ、95-43で大勝し、負け無しの5連勝で予選ラウンドを突破しました。

 前半はハーフコートまで運ばせることなく、激しいディフェンスで得点を離していき、50-19で終えます。しかし第3ピリオドはリズムを崩し、思うようにシュートが決まらず、このピリオドは18-18同点。「後半の先発メンバーを変えたり、5人同時に交代させたりなど、これまでやったことのない組み合わせをしたことで、自分のプレイが少しできなかったです」と内海 知秀ヘッドコーチは話しており、昨日とは打って変わって集中力を欠くプレイが目につきました。

 身長高く、レベルも高い中国に向かっていた昨日から一転、身長低いタイとの対戦に、「相手の感覚も、会場の雰囲気も全く違っていました」と話すのは、189cmの#15王 新朝喜選手。しかし、「それは言い訳にはならないので、しっかり相手に合わせるのではなく、自分たちのバスケットをどういう状況でも出すことが課題です」と反省点を挙げていました。

 苦しみながらも5連勝を挙げ、予選ラウンド1位通過を決めたハヤブサジャパン。「1位通過できたことは非常に大きなこと」と内海ヘッドコーチは話しており、この勢いに乗って決勝トーナメントも勝ち上がっていくだけです。日本戦の後に行われた中国vsチャイニーズ・タイペイ戦は、準決勝の相手を占う一戦であり、ハラハラした展開となりました。チャイニーズ・タイペイが中国を苦しめ、試合はもつれていきます。残り5分でようやくチャイニーズ・タイペイを突き放した中国が、76-62で勝利。これで順位が確定し、準決勝の相手も決まりました。

■レベルⅠ 最終順位
1位 日本(5勝)
2位 中国(4勝1敗)
3位 韓国(3勝2敗)
4位 チャイニーズ・タイペイ(2勝3敗)
5位 タイ(1勝4敗)
6位 インド(5敗)

■準決勝組み合わせ
9月4日(金) 18:30(現地時間 17:30) 日本 vs チャイニーズ・タイペイ
9月4日(金) 19:30(現地時間 20:30) 中国 vs 韓国

 明日9月3日(木)は休息日となります。「しっかり練習し、もう一度気持ちを高めていきたいです」と内海ヘッドコーチが話すように、予選ラウンドで浮き彫りになった課題を修正し、しっかりと体を休め、準決勝へ備えます。明後日9月4日(金)の準決勝・チャイニーズ・タイペイには再び集中して試合に入り、もう2連勝を挙げてリオデジャネイロオリンピックの切符を必ず手に掴みにいきます。