その他の動画・資料から学ぶ
- S級コーチから
のメッセージ - アシスタント
コーチ文化の醸成 - バスケットボール
授業研究会
S級コーチからのメッセージ〜私のコーチングフィロソフィー〜
JBA公認S級コーチライセンスを保有しているコーチから映像を提供していただきました。
この映像は、新型コロナウイルスの感染が全国的に拡大し、バスケットボールに関するオンコートでの活動やチーム活動が制限されているなかで、日本全国のコーチにコーチングに関する幅広い知見を提供して欲しい、そのことによって「バスケで日本を元気に」することにつなげて欲しいという呼びかけの元、提供していただいたものです。
提供していただくテーマは、「コーチング・フィロソフィー」をお願いしました。コーチング・フィロソフィーは、一般的には指導する上での哲学や信念のことを言いますが、非常に幅広い内容でもあります。コーチング・フィロソフィーという大きなテーマの中で、具体的な内容は各コーチにお任せしています。
コーチング・フィロソフィーは優劣をつけられるものではありません。しかし、そのコーチを形づける上で非常に重要なコアの部分です。それを参考にしていただいたり、みなさん自身のコーチング・フィロソフィーと重ね合わせたりしながら、新たな学びを得ていただければと思います。
動画一覧
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1)齋藤 拓也
(レバンガ北海道U15ヘッドコーチ、アカデミーコーチ) -
2)伊佐 勉
(サンロッカーズ渋谷ヘッドコーチ) -
3)浜中 謙
(サンロッカーズ渋谷アシスタントコーチ) -
4)大久保 愛樹
(シーホース三河 アシスタントコーチ) -
5)間橋 健生
(バンビシャス奈良 スクールコーチ) -
6)小笠原 真人
(トヨタ自動車アンテロープス アシスタントコーチ) -
7)保田 尭之
(佐賀バルナーズ アシスタントコーチ) -
8)長谷川 誠
(秋田ノーザンハピネッツ株式会社取締役テクニカルディレクター) -
9)水野 宏太
(アルバルク東京 アシスタントコーチ)
青野 和人
(越谷アルファーズ アソシエイトコーチ) -
10)陸川 章
(東海大学男子バスケットボール部ヘッドコーチ) -
11)前田 顕蔵
(秋田ノーザンハピネッツ) -
12)桶谷 大
(仙台89ERS ヘッドコーチ)
落合 嘉郎
(仙台89ERS アシスタントコーチ)
アシスタントコーチ文化の醸成
日本の現状
現在、日本のバスケットボールプレーヤーを取り巻く育成環境は、多くのコーチに支えられています。チームによっては、様々な事情により、1人のコーチが多くのプレーヤーを指導しているチームも少なくないと思います。また、1人のコーチがチームを長く指導することも、珍しくありません。
このような育成環境では、
- ・コーチの目が行き届かず、選手全員が十分な指導を受けることができない
- ・選手のゲーム出場時間が限られてしまう
- ・若手コーチの経験の場が制限されてしまう
といった問題が起こり得ると考えられます。
諸外国の状況
諸外国の育成環境に目を向けると、上記のような問題を防ぐため、以下のようにチームを運営しています。
- ・1チームの人数が12〜13名に制限されている(人数に応じてチーム数を増やす)
- ・1名のコーチでは教えない
このようなプレーヤーとコーチの人数に関する取り決めを実施している国(クラブ)は、2004年のアテネオリンピックで金メダルを獲得したアルゼンチンや、2019年のワールドカップで優勝を果たしたスペインなどが代表的です。
JBAからの提案
上記のような背景から、JBAでは選手の育成環境をより良くするため、「アシスタントコーチ文化の醸成」というテーマで、動画や資料などの提供を実施していきたいと考えております。
アシスタントコーチ文化を醸成することで、多くのチームで、以下のような育成環境が整うことを目指しています。
- ・複数のコーチで1つのチームを指導する
- ・コーチ一人当たりに対するプレーヤー数を12名〜13名にする
- ・それぞれのコーチが役割分担をする
このような育成環境を整備していくことは、選手の成長だけでなく、若手コーチがコーチングの経験を積めるため、コーチの成長機会を増やすことにもつながります。
アシスタントコーチ文化の醸成は、選手やコーチの成長を促進する育成環境を整えていくことを目的としています。
動画の紹介
動画の概要
現在、多くの指導現場では、たくさんの選手を1人で指導しなければならない指導者の方がいらっしゃるかと思います。人材を求めている方がいらっしゃる一方で、1人で指導をしている方の中には「どのように活躍してもらうか、イメージがわかない」「今まで1人でコーチングをしてきたので、自分とどのように役割を分担すべきかわからない」といった悩みを抱えている方もいらっしゃるかと思います。
そこで、育成年代やトップチームを対象にアシスタントコーチ(以下、AC)としてコーチングをしている2名に、以下のポイントについて語って頂きました。
- ・ACの役割・仕事
- ・ACとして、何に気を付けて仕事をしているのか
- ・ACがチームにいることのメリット
また、現役選手で、将来、指導者を目指している方々にも、現役でACとして活動されている方の仕事内容などを聞いて、将来設計にも役立てていただければと考えています。もちろん、現役でACとして活動されている皆様にとっても、今後の活動の指針になるような内容となっております。
動画の目的
選手にとってより良い環境を作るため、多くの指導現場でアシスタントコーチをチームに入れる文化を醸成していくこと
インタビュー対象者
- ・遠藤 航太郎(えんどう こうたろう)さん
所属:株式会社 エルトラック
指導対象カテゴリー:小学生、中学生(クラブチーム、バスケットボール教室) - ・上野 経雄(うえの つねお)さん
所属:レバンガ北海道
指導対象カテゴリー:トップチーム
バスケットボール授業研究会
学校体育において、バスケットボールは比較的人気のある種目だと考えられていますが、バスケットボールの授業をすることに苦手意識をもっている教員の方も数多くいると言われています。そこで、バスケットボールを指導しようとする教員の方が自信をもってバスケットボールの授業に取り組むことができるきっかけを提供することを目的として本研究会を開催しました。そのことによって学校体育におけるバスケットボール授業の質向上を図り、より質の高いバスケットボールを児童・生徒・学生に提供し、バスケットボールの普及を目指すものです。
また、本研究会の内容は、学校体育だけではなく、バスケットボールを取り組み始めて間もない子どもたちや、初心者に対してのコーチングの際にも、参考になり得る内容となっております。小学校教員の皆様にはもちろんのこと、U12カテゴリーの指導者の皆様にも指導の参考にしてください。
動画一覧
【開催回】第3回 / 2023年3月12日(日)
【内容】
オープニング
低学年 「遊びから創ろう!低学年の体育」
講師:岩田 純一(文京区立誠之小学校 指導教諭)
中学年 「ボールを持たないときの意思決定に着目した中学年の指導の実際」
講師:小島 大樹(調布市立八雲台小学校 指導教諭)
高学年 「バスケットボールの楽しさを味わうための教材開発の視点」
講師:安藤 亨(中野区立緑野小学校 指導教諭)
ディスカッション・エンディング
【スライド資料】
2022年度バスケットボール授業研究会スライド資料
【開催回】第2回 / 2022年2月20日(日)
【内容】
オープニング
低学年での授業 〜ゴールまでボールを運ぶ楽しさを味わうシュートゲームの実践〜
講師:隈部文(東京学芸大学附属小金井小学校)
中学年での授業 〜友達と協力して攻めたり守ったりする楽しさを味わうセストボールの実践〜
講師:千葉富美江(小平市立小平第八小学校)
高学年での授業 〜プレーの意味を考えるバスケットボールの実践〜
講師:小島大樹(調布市立第三小学校)
ディスカッション
エンディング
【スライド資料】
低学年での授業 〜ゴールまでボールを運ぶ楽しさを味わうシュートゲームの実践〜
中学年での授業 〜友達と協力して攻めたり守ったりする楽しさを味わうセストボールの実践〜
高学年での授業 〜プレーの意味を考えるバスケットボールの実践〜
【開催回】第1回 / 2021年2月14日(日)
【開催報告記事】
http://www.japanbasketball.jp/coach/58329
【内容】
オープニング
授業の実際と課題① 〜バスケットボールの楽しさを味わう小学校の体育の学習〜
講師:千葉 富美江(小平市学園東小学校)
授業の実際と課題②〜中学校におけるルールの工夫〜
講師:黒島 啓之(白山市立美川中学校)
授業の実際と課題③〜男女における授業内容の違いと工夫〜
講師:酒井 良幸(國學院大学久我山高校)
授業の実際と課題④〜大学における3×3の授業展開〜
講師:飯田 祥明(南山大学)
パネルディスカッション
エンディング