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2020年度 第 2 回 JBA 公認 A 級コーチ養成講習会開催報告(2/20-23、3/4-7 開催分)

2021年4月14日

オンラインで実施した講習会の様子①

オンラインで実施した講習会の様子②

 当協会 (JBA) では、2020年度第 2 回となる JBA 公認 A 級コーチ養成講習会を開催しました。今回は、新型コロナウイルス感染の影響により、第 1 回に引き続き、従来の対面からオンラインへと講習方法を変更しての実施となりました。
 A 級講習会は、「全国レベルのチーム・プレーヤー (主な対象は18歳以上) の指導ができる人材を養成するとともに、ブロック、都道府県のリーダーとなる人材を養成する」ことを養成目的として実施されるもので、都道府県バスケットボール協会やリーグから推薦を受け、選考されることによって受講することができます。
 今回は30名の受講生が参加し、講習の前の事前課題、8 日間の講習、コーチング実践 (今回はオンラインのためコーチングの様子を動画にて提出)、講習後の事後課題に取り組みました。
 参加した受講生からは、以下のような感想が寄せられました。

• 戦術や戦略の知識をインプットする事も大事だが、自分の哲学、理念をしっかり持つことの大切さを学びました。
• この講習会で、自分の興味があることを勉強するだけでは成長はできないということを強く感じました。これからも「痛みが伴う」学びを続け、さらに成長していきたいと思います。
• 自分が成長することが、チームやプレーヤーの成長につながるということに気づき、今後もコーチが練習や試合に向けてゴール設定や振り返りをして学び続けることが大切だと感じています。また、他のコーチとの情報交換や交流は自分を客観的に観て知るというところで、最も大切だと学びました。
• インプットからのアウトプットの大切さ、普段行なっていることを言語化し可視化することが重要であるということに気づきました。ティーチングやコーチングにおいてゴール設定を明確にし、キーワードがゴールにすり替わらないようにしなければならないと思いました。普段、キーワードがゴール設定にすり替わってしまっていると感じました。

 今回の A 級コーチ養成講習会はコロナ禍のため、初のオンラインで行われましたが、どのような状況下であれ、コーチは変化し続ける状況に対応するためにも学び続けることが必要だと考えています。JBA ではコーチ自身が学び続けることができる環境を今後も構築・提供していきます。
 今後とも皆様のご理解・ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。