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キッズインストラクター養成講習会@熊本 開催報告

2019年10月15日

キッズインストラクター養成講習会 講義の様子

キッズインストラクター養成講習会 実技の様子

 当協会 (JBA) は、去る2019年9月28日 (土) に、熊本県宇城市にてキッズインストラクター養成講習会を開催しました。

 キッズインストラクターは、2019年度からのコーチライセンス制度改定によって新たに設置され、「10歳以下の選手・子どもたちに関わる指導者・保護者で体を動かすことの楽しさを伝える指導者の養成」を目的としています。熊本県では、従来から小学校 3 年生以下の子どもたちを対象としたバスケットボール普及活動を行っており、現在キッズを指導している指導者を対象として、今回はテストケース的に熊本県でキッズインストラクター養成講習会を開催しました。キッズインストラクター新設後、初めての講習会となります。

 今回の講習会参加者は、42名。約 4 時間にわたって、子どもたちの「また来たい!」を作り出す練習の考え方やドリル、ドリルの指導方法について学びました。講師から伝達されたことを一方的に聞くだけではなく、実際に体を動かす内容も多く、参加者自らが汗をかき、体を動かすことの楽しさを味わいました。具体的な内容は以下の通りです。

講義 子どもたちの「また来たい!」を作り出す練習
 1.幼児期・小学校低学年期の子ども達の特徴
 2.「また来たい!」楽しさを伝えるために
 3.スムーズな練習進行のためのポイント

実技① 子ども達を惹きつけるファンドリル
 1.ドリル例
 2.おすすめファンドリル紹介

実技② ファンドリル実践・実践形式練習への導入
 1.グループワーク
 2.1 on 1 の状況設定
 3.試合形式の工夫

 受講生からは、「普段、バスケットボールの楽しさを教えているつもりが、ついつい違った方向にいっていることに気づいた。あらためて楽しさを伝える指導を考える機会となった」「子どもたちの集中力が続かないのは、指導力不足が原因だと気づいた」「子どもたちがバスケを楽しめるメニューや環境づくりの必要性を改めて感じました」などの声が聞かれました。

 今回は、ライセンス制度改定後、テストケース的に講習会を実施しましたが、来年度以降は全国で実施できる体制を構築し、キッズインストラクターを養成するとともに、バスケットボールの普及に努めていきたいと思います。
 今後とも皆様のご理解・ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。