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2023年度第2回キッズサポートリーダー養成講習会(第2回・福岡会場) 開催報告

2023年11月29日

講習では常にアウトプット!

ファンドリル実践では楽しむことの大切さを実感!

当協会(JBA)では、11月18日(土)~11月19日(日)の2日間、九州共立大学(福岡県北九州市)において、2023年度第2回キッズサポートリーダー養成講習会を開催しました。キッズサポートリーダー養成講習会は、キッズサポーター養成講習会の講師を務めるために必要な講習であり、役割やグループワークのマネジメントなどについて学ぶとともに、講習の実践などが行われました。また、同時にキッズサポーター養成講習会も開催し、実際に受講生としてキッズサポーター養成講習会も経験しました。

●講習の主な内容
<キッズサポーター養成講習会>
・子どもたちの「楽しい!また来たい!」を生み出す環境作り
・子どもたちを惹きつけるファンドリル

<キッズサポートリーダー養成講習会>
・キッズサポーター、キッズサポートリーダーの果たすべき役割
・キッズサポーター講習振り返り
・グループワークのマネジメント
・ファンドリル講習実践

●受講者のコメント
○國平 恭史さん/岡山県
まず、今回の10歳以下のカテゴリーに特化した講習会に参加してみようと思った理由として自分も来年小学生になる息子がおり、一緒に公園で遊んでいる時や、保育園で友達との生活の模様、また、小学生を対象としたバスケットボールキャンプに参加した時にキラキラとした目で夢中になって楽しそうに遊んだりチャレンジしている子どもたちをみていると、可能性が無限大、さらに自分も笑顔になりワクワク感が止まりませんでした。そのような子どもたちをバスケットボールを通じてもっと増やしていきたい、自分も関わっていきたいと思い参加させていただきました。

何となくざっくりと子どもたちにはこんな感じで練習してみれば良いのかなとイメージはしていたのですが、事前学習も含め、講義、実技と講習を学んでいくにつれて自身の知識の無さを痛感し、また、バスケットボールという競技性だけを早くから教えこみすぎているのではないか、それだけを教えているだけではないかと感じました。最も学んだ事は子どもたちが楽しい、また来たい、やってみたいと思う練習をただやるのでなく、楽しみながら成長させていく事。子どもの発育、発達における年代別の特性や特徴にあわせたアプローチの仕方や工夫、ファンドリルの内容と時間配分、説明の仕方の言葉選びなどです。そして、指導するコーチも一緒になって楽しむという事に改めて気づきました。

講義も含め特に実技では子どもたちが興味をもつファンドリルの引き出しの多さや講師、スタッフ、受講者のみなさんと一緒になってアイデアを出し合い、GOOD、BAD、NEXTをしながら全員で学び、考え、そして大人が全力で楽しみながらつくりあげていく講習会はとても有意義な2日間でした。講師、スタッフの方の常に笑顔な表情と元気なところはとても素晴らしく、指導者は知識だけではなくこうあるべきだなと思いました。また、県をこえての今回の講習を受講した指導者との繋がりはとても財産になり、今後も情報共有をしながらお互いキッズサポーター養成講習会を開催するときにサポートスタッフとして助け合いながらやっていければと思います。

私は県協会の指導者養成委員という立場でもあり、指導者の普及も含め、自ら様々なミニバスチームの低学年クラスで実際指導してみたり、ミニバスに限らず保育園、幼稚園への訪問、又、キッズクラスのスクールなども今後やっていければと思います。子供が元気であれば大人も元気になれる!大人が元気であれば子供も元気になれる!こちらを自分の合言葉としてバスケで日本を元気に!

2日間本当にありがとうございました。

○山西 ふくみさん/愛媛県
私は、数年前からキッズ対象のイベントを行いたいと思い所属している支部で計画していましたが、コロナで実施出来ずじまいでした。そのタイミングでこの講習会の事を聞き、すごく興味があったので自ら立候補をし、受講できることになり、ワクワクしていました。が、いざ当日になると、不安と緊張で…講習会が始まってみると、グループワークなどで徐々に緊張もほぐれ、少しずつ楽しくなっている自分がいて、他の受講者もみんな笑顔になっていました。

2日間を通して、子どもの特徴、言葉の伝え方、そして指導者自らが全力で楽しむ大切さを知り、私にとってまたひとつ成長出来た時間になったと思います。今後は、1人でも多くのキッズサポーターを増やし、子どもたちがワクワクできるイベントをしていきたいと思います。

※本事業は「公益財団法人 鈴木道雄記念財団」(https://www.smmfound.suzuki/の助成を受けて実施いたしました。