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平成29年度JBA公認B級コーチ養成講習会(専門科目) 開催報告
2018年3月22日
実技講習の様子
座学の様子
3月2日(金)~6日(火)の5日間、味の素ナショナルトレーニングセンターにて、今年度2回目となるJBA公認B級コーチ養成講習会(専門科目)を開催しました。都道府県バスケットボール協会等から推薦された指導者約50人が参加しました。
全国レベルの競技者の育成・強化に携わる指導者を養成することを目的とするB級講習会(専門科目)は、指導実習、実技、講義などで構成され、各ブロックや都道府県においてリーダー的な指導者となるための内容が盛り込まれています。
今回は、一般社団法人スポーツコーチングジャパンから中竹 竜二氏、今田 圭太氏、小畑 江至氏が講師として参加し、内容的にもより掘り下げた講習が展開されました。
朝から晩まで指導実習や実技、講義が続くハードな5日間でしたが、参加者が互いにお互いの考えを共有し、学び助け合いながら取り組んでいました。
当協会(JBA)では、これからも日本のバスケットボール指導者の資質と指導力の向上につながる、指導者養成事業を展開していきたいと考えております。今後とも皆様のご理解・ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
■受講生のコメント①
今回のB級指導者養成講習会では「変革」を様々な面で感じられました。従来の座学中心の講習会ではなく、コーチ自身が自らを見つめ、目標達成に向けて行動する主体的な取り組みであったと思います。“学ぶ”という本質を追求し、コーチの立場で取り組んでいくべきことが明確化され、育成世代へのコーチングに還元していけると確信しています。
また、5日間を通じて他の受講生と徐々にコミュニケーションがとれるようになり、各カテゴリーの育成への捉え方、抱える問題などを共有することができました。講習会の終了と同時に、今回私が感じた多くの学びと発見を生かしていく新たな「変革」が始まります。初心(分岐点)を大切に、これからも日本のバスケットボールの将来に向けて励んでいこうと決意しています。
■受講生のコメント②
3月2日から6日までの5日間、味の素ナショナルトレーニングセンターでJBA公認B級コーチ講習を受講しました。講習会で最も学んだこと――それは「振り返り」、「プランニング」の大切さ、そしてそれらを効果的に実行するために「フレーム」を用いることが重要だということです。これまで、振り返りやプランニングは普通にできていると思っていました。しかし、あらためてフレームに当てはめてみると抜けが多く、「効果が薄くなっていること」をしてきたことに肩を落としました。
しかし、講習期間という短時間の中ではありましたが、繰り返し繰り返し、多くの「振り返り」や「プランニング」を行うと、少しずつながらも良い振り返り、良いプランニングができるようになりました。この経験を今後の自身の活動に、ぜひ生かしていきたいと思います。