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平成27年度全国バスケットボールコーチクリニック 開催報告

2016年3月17日

申込が早々に定員に達する程、多くの指導者が集まった

判定や罰則ばかりに捉われず、勝つための指導でなく、育てるための指導を

 3月6日(日)、早稲田中学・高等学校にて「平成27年度全国バスケットボールコーチクリニック」を開催しました。
 同日、午前中には47都道府県協会の指導者育成委員長会議も行われ、委員長会議出席者およびJBA公認コーチライセンス取得者ら300人以上が参加しました。

 今回のコーチクリニックは、現在推進している“15歳以下のマンツーマンディフェンス”をテーマとして実施。
 第1部では「マンツーマンディフェンスがつくる未来」と題したパネルディスカッションが行われました。3名のパネラーからは、既にマンツーマンディフェンス推進を実行しているミニバスケットボールの現状、マンツーマンディフェンス推進の理念、マンツーマンディフェンス推進に限らない子どもたちの育成環境を整備していくための考え方などが提案・報告され、受講者を含めた意見交換、質疑応答が行われました。また、第2部では、「マンツーマンディフェンスの指導法および1対1のオフェンススキル」について、オンザコートでの実技形式のクリニックが行われました。

 詳しい内容は、電子ブック本棚「Sports Library」や電子ジャーナルBackboardに掲載する予定です。(いずれもJBA公認コーチライセンス取得者限定公開となります。)

 次年度も、指導者への情報提供、資質向上の機会として、全国バスケットボールコーチクリニックの開催を予定しています。開催決定次第ご案内しますので、ぜひご参加ください。

 
■平成27年度全国バスケットボールコーチクリニック 実施内容

●3月6日(日)
13:30~13:45 開会挨拶・ガイダンス

13:45~15:15 【第1部】パネルディスカッション
「マンツーマンディフェンスがつくる未来」
 パネリスト:森山 恭行(松江工業高等専門学校 人文科学科 教授、JBA技術委員会 指導者養成グループ)
       坂井 和明(武庫川女子大学 健康・スポーツ科学部 准教授、JBA技術委員会 指導者養成グループ)
       牧野 広良(横須賀市立久里浜小学校 教諭、JBAマンツーマンディフェンス推進委員会 指導グループ、日本ミニバスケットボール連盟 普及技術委員長)

15:30~17:00 【第2部】オンザコートクリニック
「マンツーマンディフェンスの指導法および1対1のオフェンススキル」
 講師:トーステン・ロイブル(男子ジュニア専任コーチ)