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日本から3選手が「第5回バスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ・グローバルキャンプ」に参加
2019年2月20日
2月15日 (日本時間16日) ~17日 (同18日) の期間、「第5回バスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ・グローバルキャンプ」(以下、BWB) が開催されました。日本からは、林未紗 (福井県・足羽高校3年)、富永啓生 (愛知県・桜丘高校3年)、田中力 (IMGアカデミー) の3選手が参加しました。
BWBは、NBAと国際バスケットボール連盟 (FIBA ) が共同で実施する世界的なバスケットボール育成プログラムで、これまで多くのNBA選手を輩出、2016年には現在ゴンザガ大学で活躍中の八村塁選手も参加しています。
今回はNBAオールスター2019の一環としてアメリカ・ノースカロライナ州シャーロット (@クイーンズ大学シャーロット・レビーン・センター) で開催され、日本の3選手を含む、世界31か国から選ばれた高校生世代のトップレベルの選手男女63名が参加しました。
キャンプには、NBA / WNBAの元選手らもコーチとして参加。基本ドリルやスクリメージなどはもちろん、日常生活の過ごし方といったライフスキルに至るまで、さまざまな学びの機会が提供されました。キャンプ中には、渡邊雄太選手 (メンフィス・グリズリーズ) も来場。日本の3選手も短い時間ではありましたが言葉をかわし、激励を受けていました。
キャンプ後の選手のコメントは以下のとおり。
(※所属は2019年2月16日現在)
●林 未紗選手 (福井県・足羽高校3年) コメント
「キャンプを通じて、ドリブルハンドリング、フィジカルなどはまだまだ世界との差を感じました。今後は、当たり負けしない体づくりにさらに取り組んでいきたい。一方で、通用したと思うのはスピード。ドライブもそうです。
言葉の壁はありましたが、周りの選手たちが気軽に話しかけてくれたし、試合中は言葉のコミュニケーションが取れない分、会話以外の方法で頑張りました。この3日間で学んだいろいろなスキルを日本に帰って練習して試合で使いたいし、日本の他の選手にも共有して還元したいと思います」
●富永 啓生選手 (愛知県・桜丘高校3年) コメント
「プレーの工夫をすることは日本ではそう難しくないと思えるが、ここでは簡単ではありませんでした。昨夏のU18アジア選手権大会以来の外国人選手とのマッチアップでしたが、もっとアグレッシブにドライブやシュートを仕掛ける積極性が必要だったと思います。でも、3ポイントシュートは通用したと思います。
特に緊張はなかったし、楽しかったですが、コミュニケーションの面は、特にオフコートではまだまだ十分にはできなかったので、他に2人の日本人選手がいて良かったです(笑)」
●田中 力選手 (IMGアカデミー) コメント
「このキャンプにはいろんな国から選手が集まっていて、アメリカとも違う雰囲気が経験できてよかったです。(現在所属する) IMG でも、当初は練習に馴染めず壁があった感じがしましたが、時間が経つにつれ慣れてきて、今ではとても楽しいです。
キャンプでの3日間の手応えはあまりうまくプレーできたとは思いませんが、周りの選手はみんな自信たっぷりな感じで、タフなメンタルがすごかったという印象です」