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2024年度第3回キッズサポートリーダー養成講習会(福岡会場) 開催報告
2024年12月16日
小グループに分かれて、座学講習のための実践トレーニング
テーマに沿って、順番にファンドリルの講習を実践
当協会(JBA)では、11月23日(土)~11月24日(日)の2日間、九州共立大学(福岡県北九州市)において、2024年度第3回キッズサポートリーダー養成講習会を開催しました。
キッズサポートリーダー養成講習会は、キッズサポーター養成講習会の講師を務めるために必要な講習であり、今回は各都道府県から推薦された15名が受講し、キッズサポートリーダーの役割や講習会のマネジメントなどについて学ぶとともに、キッズサポーター養成講習会の模擬実践などが行われました。また、同時にキッズサポーター養成講習会も開催し、実際に受講者としてキッズサポーター養成講習会も体験しました。
●講習の主な内容
<キッズサポーター養成講習会>
・子どもたちの「楽しい!また来たい!」を生み出す環境作り
・子どもたちを惹きつけるファンドリル
<キッズサポートリーダー養成講習会>
・キッズサポーター、キッズサポートリーダーの果たすべき役割
・講習会のマネジメント
・座学講習実践
・ファンドリル講習実践
●受講者のコメント
○大賀 玲子さん/京都府
私自身、バスケットボールを通じて多くの経験や機会を得ることができました。このような経験に出会わせてくれたバスケットボールに感謝の気持ちを抱き、少しでも恩返しをしたいという思いが強くなりました。そこから、一人でも多くの方にバスケットボールの魅力を知っていただきたい、特に子どもたちにその楽しさを伝えたいという思いから、バスケットボールの魅力を広める仲間を増やすことを目指し、キッズサポートリーダーの講習を受講することを決意しました。この2日間の講習は非常に有意義なものでした。楽しみながらも自分の考えを深め、新たな視点やアイデアを得ることができただけでなく、子どもたちにどのように指導すれば楽しさや魅力を伝えられるかを学ぶ貴重な機会となりました。また、同じ志を持つ他の受講生との交流を通じて、多くの刺激を受けるとともに、共通の目標を持つ仲間とのつながりを築けたことは、大きな収穫となりました。今後は、キッズサポートリーダーとしての活動を続け、バスケットボールの楽しさを子どもたちに伝える仲間を増やしていきたいと考えています。また、自身も努力を続け、子どもたちが「ずっとバスケットボールを続けたい」と思えるような環境づくりに力を入れるとともに、バスケットボールのファンや次世代のプレーヤーの輪を広げる活動にも積極的に取り組みたいと思います。この講習で得た経験や学びを活かしながら、バスケットボールの魅力を伝える一指導者として成長し、指導の輪を広げていきたいです。
○山下 哲生さん/宮崎県
《受講するきっかけ》
以前はU12育成年代の子どもたちへチーム指導をしていましたが、現在ではバスケットボールスクール事業に携わりスクールコーチとして年中さんから中学3年生までの対象となる子どもたちへバスケットボール指導を行なっています。また、今年度より「ファーストステップ」イベントとして年少さんから年長さんを対象とした子どもたちへバスケットボールを通じてはじめの一歩となる活動を行なっています。そのような中で未就学児や小学生低学年の子どもたちを惹きつけ続ける難しさを感じているところに今回のキッズサポートリーダー講習会の話しをいただきました。率直に「学んでみたい」と思いから受講するに至りました。
《受講して感じたこと》
事前課題の取り組みから学びが多くありました。また子どもたちへ「楽しさ」(FUN)を伝えることへの知識習得の場となる座学や実技講習では、全国各地から参加している受講生とディスカッションしたり、アイデア共有し意見交換することでたくさんの気づきを得ることが出来ました。実技では私自身が現在取り組んでいる指導方法と同じように実践した結果、講師の先生方から自身では気づけなかった点や「なるほど!」と振り返りが出来るご指摘が得られ、とてもよかったです。インプット出来ていると思ってもアウトプットする難しさを痛感する二日間の学びでした。今回参加して自身の考え方やドリルの幅が広がるとても有意義な講習でした。これから県内1人目のキッズサポートリーダーとなることへの重責を感じていますが、今回の講習会で出会ったメンバーの皆さん、各地でキッズサポートリーダーとして活動されている皆さんにお力添えいただき、キッズサポーター講習会の開催を通して、たくさんの子どもたちがバスケットボールを通じて「楽しい!やってみたい!」と思ってもらえるような環境をサポートしていきたいと思います。2日間ありがとうございました。