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FIBA U17女子ワールドカップ2024[予選グループフェーズ第3戦]日本60-67スペイン:グループA・2位通過で負けられない準々進出決定戦はマリと対戦

2024年7月17日

第4クォーターだけで10点を挙げた#27 阿部友愛選手

#23 山下笑伶奈選手らベンチプレーヤーがつないで反撃

 「FIBA U17女子バスケットボール ワールドカップ2024」は早くも予選グループフェーズ最終戦。ともに2連勝で負けなしのスペインと対戦。先制点以降、追いかける展開が続く女子U17日本代表。あきらめずに最後まで追い上げましたが、結果は60-67で及ばず、今大会初黒星を喫しました。

 スペインのスタメンは平均182.6cmと日本の最高身長(180cm)よりも大きく、これまでの2試合の総失点は64点(平均32点)しか獲られていないディフェンス力を誇る強豪。その相手に対し、#18 鈴木瑚香南選手(福岡大学附属若葉高校2年)が先制点を奪いましたが、その後は高さとディフェンスに阻まれます。ゴール下だけではなく、#12 濱田ななの選手(桜花学園高校2年)の3ポイントシュートも長い手が伸びてきてブロックされ、そのまま速攻から得点を許し、最大15リードされる苦しい立ち上がりとなります。

 しかし、打開策を託されたベンチメンバーがつなぎ、少しずつスペインのディフェンスを崩します。3ポイントシュートが決まると日本は流れをつかみ、点差を縮めていきます。後半開始早々、#7 後藤音羽選手(浜松開誠館高校3年)の3ポイントシュートを皮切りに3連続得点で32-36とし、4点差まで追い上げます。その後、ふたたび二桁点差まで開かれてもあきらめず、3点差まで詰めますが追い越せないまま、60-67で敗れました。

 この結果、グループAを2位で予選を通過した日本は、明日7月18日(木)6:30(※予定)にグループB・3位のマリと対戦します。相手はアフリカチャンピオンであり、昨年のFIBA U19女子ワールドカップでは61-73で敗れています。自分たちから身体を当てるヒットファーストや、この試合もオフェンスリバウンドを19本記録しており、練習の成果は見られています。日本のバスケを信じて、自信を持って、負けられない準々決勝進出戦へ向かいます。

■試合日程
【予選グループ第1戦】7/14(日)6:30 日本 62-60 フィンランド
【予選グループ第2戦】7/15(月)6:30 日本 81-44 アルゼンチン
【予選グループ第3戦】7/17(水)9:00 日本 60-67 スペイン
【準々決勝進出決定戦】7月18日(木)6:00 日本 vs マリ
【準々決勝/順位決定戦】7/19(金)
【準決勝/順位決定戦】7/20(土)
【順位決定戦】7/21(日)
【決勝/3位決定戦】7/22(月)