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男子日本代表:日本生命カップ2024 (北海道大会)明日開幕「フィットできているという感覚はあります」張本天傑選手

2024年6月21日

2年半ぶりの代表活動復帰も手応えを感じる張本天傑選手

期待の若手ビッグマンコンビ(左)ジェイコブス晶選手(右)山ノ内勇登選手

 「日本生命カップ2024 (北海道大会)」は、明日6月22日(土)13:30よりオーストラリア代表とのGAME1がはじまります。6月3日より24人でスタートした今大会へ向けた直前合宿でした、北海道入りは16人に選考されています。シビアなトライアウトに残るために、「みんなも何をしなければいけないかが分かっているので、集中して練習できています」とトム・ホーバスヘッドコーチは評価し、オーストラリアとの2連戦も勝利を目指します。
 
 昨年のFIBAワールドカップ2023では平均26.4歳でしたが、今大会に臨む16人の平均は25.9歳。特にインサイドプレーヤーは、ジェイコブス晶選手(203cm)や山ノ内勇登選手(207cm)と大学生ビッグマンが台頭。FIBA U19ワールドカップを経験した期待の若手であり、ホーバスヘッドコーチは今大会を通じて経験を積まる機会とします。その2人に対し、「ジェイコブス選手は良いシュートがあり、山ノ内選手も4番と5番ポジションができます」と期待しています。

 ケガにより約2年半ぶりに日本代表活動に復帰した張本天傑選手。そのときはスターティングメンバーとして活躍し、ホーバスヘッドコーチも変わらぬ評価をしています。張本選手は「せっかくこのチャンスをいただき、コートに立つ以上は選手1人ひとりに責任があるとも思っています。それをしっかりと果たせるように、トムさんから求められていることに応えられるようにしたいです」とサバイバルに名乗りを挙げました。

 FIBAワールドカップで仲間たちの勇姿を張本選手も見ており、「オリンピック出場が決まったときはうれしかったです。でも、その舞台に立ちたかった想いはありました」と当時の心境を振り返ります。そのときにもうひとつ芽生えた想いは、「それをポジティブに考えて、パリオリンピックに出ることを自分の目標にしました」とふたたび高みを目指します。久しぶりの代表活動ですが、「以前までとまったく違うチームになったわけではないので、練習からしっかりと手応えがあり、フィットできているという感覚はあります」と今大会でアピールします。

 北海きたえーるで開催される日本生命カップ2024は11:30開場、13:30ティップオフ。会場に設置されたAKATSUKI JAPAN公式応援ウェア&グッズショップは9:00オープン(※現金使用不可)。2日間ともチケットは完売しており、テレビ朝日にて生放送。TVer、バスケットLIVEでも生配信/見逃し配信でご覧いただけます。