公益財団法人日本バスケットボール協会

　3×3男女日本代表が、あす3月30日（土）に「FIBA 3×3アジアカップ2024」（以下3×3アジアカップ）の初戦を迎えます。チームはシンガポール入りしてから、他の出場国と実戦形式の練習を重ねて準備を進めてきました。FIBA テクニカルミーティングで出場メンバーも正式に承認。男女ともに予備予選を免除された日本代表は、3チーム総当たり戦による本戦の予選Poolで上位2位以上に入り、31日（日）の決勝トーナメントを目指します。

　3×3男子日本代表は、実力と経験を兼ね備えた布陣で大会に挑みます。トーマス・ケネディ選手（茨城ロボッツ）、落合知也選手（ALPHAS.EXE）、保岡龍斗選手（秋田ノーザンハピネッツ / ALPHAS.EXE）の3人は、昨年の「FIBA 3×3 World Cup 2023」の経験者たち。初代表の斉藤諒馬選手（横河電機 / UTSUNOMIYA BREX.EXE）も、国内外で3×3の経験を積み重ねてきました。

　これまでアジアカップにおける男子代表の最高位は、2018年大会の銅メダル獲得。今大会はそれを超える「金メダル」を4人でつかみにいきます。30日の予選Poolでは、初戦で予備予選を勝ち上がったオーストラリアと対戦。第2戦でフィリピンと戦います。特に、昨年の準優勝国であるオーストラリア戦は、今大会を占う重要な一戦になるでしょう。

　一方、3×3女子日本代表は千葉歩選手（東京羽田ヴィッキーズ）、金田愛奈選手（シャンソン化粧品 シャンソンVマジック）、栗林未和選手（東京羽田ヴィッキーズ）、古木梨子選手（東京医療保健大学 / トヨタ自動車 アンテロープス）の4人で大会に出場します。このメンバーで臨む公式戦は、アジアカップが初めて。チームは発展途上になりますが、現地入りしてから強豪・オーストラリアや地元のシンガポールと行った実践形式の練習経験が、必ずやいきるでしょう。

　女子代表のアジアカップ戦績も、過去最高は銅メダル。2019年大会にさかのぼります。新たな4人で歴史を塗り替える姿に期待しましょう。あすの予選Poolの初戦では予備予選を通過したイランと戦い、第2戦でタイとマッチアップします。とりわけタイには昨年のアジアカップ準々決勝で敗れただけに、負けられない一戦です。
　
　そんな大会の模様は、FIBA 3×3のYouTubeでライブ配信されます。アジアの頂点を目指し、パリオリンピック予選へ弾みつけようと意気込む男女の3×3日本代表に是非ご注目ください。

▼3月30日 グループラウンド試合日程
・女子　15:15～ vs イラン
・男子　16:35～ vs オーストラリア
＞YouTube LIVE配信 → https://www.youtube.com/watch?v=3y2NWOqkKLs
・女子　20:45～ vs タイ
・男子　21:10～ vs フィリピン
＞YouTube LIVE配信 → https://www.youtube.com/watch?v=pbAEA_ZcIGI