公益財団法人日本バスケットボール協会

　高崎アリーナでの前日練習を終えた男子日本代表は、いよいよ明日2月23日(木)に「FIBAバスケットボールワールドカップ2023アジア地区予選 Window6（以下Window6）」イラン戦を迎えます。すでに12名のメンバーが発表され、金近廉選手（東海大学2年）とジョシュ・ホーキンソン選手（信州ブレイブウォリアーズ）が初選出されました。15:00試合開始（開場13:00）、日本テレビ系生放送。DAZNとTVerにてLIVE配信があります。

　日の丸を背負ってデビュー戦を控えるホーキンソン選手は、「帰化申請が下りるまでに長いプロセスがありましたが、実際に自分の番号が印刷されたユニフォームを見て、すごく気持ちが高まりました」。明日の試合を楽しみにしているとともに、「日本のホームであり、多くのファンが見に来てくれると思うので勝利を届けたいです。そのためにも、自分ができることをすべてコートで出し尽くします」と気合いを込めます。

　ホーキンソン選手と一緒にプレーし、「すごくやりやすいです」と言うのは、ポイントガードの河村勇輝選手（横浜ビー・コルセアーズ）です。「これまで一緒にプレーしてきた選手の中でもタイミングが合いますし、パスも素晴らしい選手なのでお互いの良さを引き出せると思います」とも話しており、新たなコンビ誕生が今から楽しみです。

　新たな選手が加わったことは大きなプラスですが、練習期間も短かったために「もちろん完璧とは言えないです」とは、キャプテンの富樫勇樹選手（千葉ジェッツ）。トム・ホーバスヘッドコーチも「実際にコートで期待しているパフォーマンスができるかどうかは、明日にならなければ分かりません。これもチャレンジです」と言及します。富樫選手は「自分たちの良さをしっかりと試合に出して、まず明日のイランの試合に集中して良いゲームをできるようにしたいです」と練習の成果を発揮するだけです。ホーバスヘッドコーチは「イラン戦を通じてレベルアップしたい。そのためにも勝ちたいです」と話しており、アジアの強豪であるイランの壁に挑みます。