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男子U18日本代表:FIBA U18アジア選手権開幕戦は明日「このチームでキャプテンができることが楽しみ」小澤飛悠選手

2022年8月21日

(左から)八重樫ショーン龍選手、小澤飛悠選手、山田哲汰選手

(左から)副島成翔選手、湧川颯斗選手、川島悠翔選手

 「FIBA U18アジア選手権」は本日よりイラン・テヘランにて開幕。男子U18日本代表は2日目より登場。予選ラウンド初戦のレバノン戦は日本時間8月22日(月)22:30より、続くイラン戦は同8月23日(火)22:30よりティップオフ。FIBA公式YouTube Liveにて配信される予定です。

 例年、対戦相手の情報がないまま迎えなければなりません。それゆえに、対戦前にイランvsレバノンの初戦を見られることは、日本にとってはメリットとなります。アレハンドロ・マルチネスヘッドコーチは、「2試合とも完全アウェーの雰囲気での戦いが想定され、厳しい試合になるとは思います。選手たちは勇気を持って練習してきたことを信じて戦うことが大事です」と話しており、決勝トーナメントでより良いスポットに入るためにも1位突破を目指します。

 常に初戦が大事となる国際大会。川島悠翔選手(福岡大学附属大濠高等学校 2年)以外の選手たちにとって、海外のチームと対戦するのは明日のレバノン戦がはじめてとなります。キャプテンの小澤飛悠選手(中部大学第一高等学校 3年)は「日本は小さいチームなのでリバウンドを徹底することと、必ず相手よりも少ないターンオーバーにすること」に焦点を当てながら、チームを引っ張っています。マルチネスヘッドコーチもその点を求めており、チームのスタイルを貫くことを重要視していました。

 副島成翔選手(福岡大学附属大濠高等学校 3年)の持ち味は、「リバウンドとブレイクで走ることです。オフェンスでは、自分がトップにいて相手がハードなディフェンスをしてくるのであれば、バックドアにパスを入れて簡単な2点を取ることを意識しています。でも、オフェンスよりもまずはディフェンスから。良いオフェンスに切り替えられるように、ディフェンスとリバウンドを誰よりも取ることが目標です」と抱負を語ります。

 平均身長194cmのレバノンは日本よりも3cm高く、イランの最高身長は213cmであり、2m台の選手を7人揃える大型チーム。「相手は2m10cmとかも余裕で超えてくると思います。身長で負けている分、体の当たりで負けないように、常にボックスアウトを意識して、リバウンドを取らせないようにがんばってきます」という副島選手は、大きな相手に対しても気持ちで負けない準備を行っています。

 楽しみな選手が揃った男子U18日本代表であり、「自分が務まるかどうかはまだ分かりませんが、このチームでキャプテンができることが楽しみです」と小澤選手も気合いが入ります。

「必ずベスト4に入って、来年開催されるFIBA U19ワールドカップに出場することが目標です。チームとしてまとまって勝つために、キャプテンとして声を出して、良い雰囲気を作っていきたいです」