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男子日本代表:第19回アジア競技大会 強化合宿レポート「Bリーグでの普段の活躍やがんばりが認められたのかな」熊谷航選手
2022年2月12日
ディフェンスを学ぶ機会となった前田怜緒選手
熊谷航選手はこの合宿で得たものを信州に還元
若手選手を招集し、レベルアップとともに、AKATSUKI FIVE男子日本代表の底上げを図った強化合宿。候補選手の中で、最も多い4人が選出された信州ブレイブウォリアーズ。「ポテンシャルがある選手たちであり、みんな可能性がある」というトム・ホーバスヘッドコーチは、その目で彼らのプレーを確認しました。「第19回アジア競技大会(2022/杭州)」(今年9月開催予定)へ向けた選手選考ははじまったばかりであり、本日行われるBリーグで活躍することが近道となります。今週末はホワイトリングにて信州vs広島ドラゴンフライズ(寺嶋良選手、マーフィー アイザイア選手)が行われ、両チームから選出された選手たちは合宿の成果を早速見せてくれると期待しています。
■熊谷航選手 (信州ブレイブウォリアーズ)
はじめて候補選手として選出していただき、少し緊張はしていますが、今持てる自分の力をアピールしていきたいです。Bリーグでの普段の活躍やがんばりが認められたのかなと思っており、素直にうれしいです。
ペイントアタックの部分などをホーバスヘッドコーチは求めており、得意なドライブなど自分のプレーとかけ離れているという感じはないです。前からプレッシャーをかけていくハードなディフェンスや、オフェンスではドライブとピック&ロール、スピードが持ち味なので、そこを出して行ければ良いと思っていました。
信州が最多選出であり、同じチームメイトが4人も選ばれたことがうれしいです。しかし、ここではライバルでもあるので切磋琢磨していかなければなりません。また、この合宿で得たものをチームに持ち帰って、どう還元していけば良いかという話はしていました。
■アキノ マシュー選手 (信州ブレイブウォリアーズ)
前回の合宿ではドリブルを中心に積極的に取り組みましたが、今回は外からのシューティングを向上するための練習をしました。前回よりも若い選手が多い部分は違いますが、目指すシステムもハングリーな選手が多い点は変わらないです。
ホーバスヘッドコーチが求めるバスケは、ヨーロッパのシステムのように感じています。ビッグマンがドライブをしたり、外からシュートを打ったりすることを求められ、それができる選手が揃っています。自分も外からシュートを打てる方なので、そこはアピールしたいです。
■前田怜緒選手 (信州ブレイブウォリアーズ)
初選出していただいたことは、すごくうれしく思っています。他のメンバーもすごく若く、日頃のBリーグでも対戦する選手たちと一緒に練習できることがうれしかったです。
今合宿ではディフェンスをすごく勉強したいと思っていました。Bリーグでもアウトサイドの外国籍選手や相手エースとマッチアップすることが多いので、そこを学ぶ機会になりました。そのディフェンスを個人的にはがんばっていますし、その部分で評価されたいです。
ホーバスヘッドコーチは、ディフェンスで前から当たるようなプレースタイルであり、オフェンスでも世界に比べれば身長が小さい分、スピードで補わなければいけないことを求めています。スピードの速い展開が持ち味です。