公益財団法人日本バスケットボール協会

　当協会 (JBA) では、2020年度第 1 回となる JBA 公認 A 級コーチ養成講習会を開催しました。今回は、新型コロナウイルス感染の影響により、開催日程を昨年 6 月から 1 月に変更し、従来の対面からオンラインへと講習方法を変更しての実施となりました。

　A 級講習会は「全国レベルのチーム・プレーヤー (主な対象は18歳以上) の指導ができる人材を養成するとともに、ブロック、都道府県のリーダーとなる人材を養成する」ことを養成目的として実施されるもので、都道府県バスケットボール協会やリーグから推薦を受け、選考されることによって受講することができます。

　今回は、20名の受講生が参加し、講習の前の事前課題、8 日間の講習、コーチング実践 (今回はオンラインのためコーチングの様子を動画にて提出)、講習後の事後課題に取り組みました。

　参加した受講生からは、以下のような感想が寄せられました。
• 様々なセッションを通して、多くの知識を得ることができた。何よりも多くのディスカッションを通じて、他のコーチの考えや意見を聞くことができ、その時間を通じて自己理解を深めることができた。
• 自分を知ることから始まり、最善の準備、ステークホルダーとのより良い関係作りをすることで、現場での指導がより良いものになっていくことを知った８日間だった。
• 最も学んだことは自己理解について。コーチングフィロソフィーや価値観、基本方針なども含め、すべてのことは自己理解からまず始めていく必要を感じた。
• 講習後は、日本バスケットボール界の普及・発展の為に尽力し、バスケットで日本を元気にしていけるよう日々成長していきます！

　今回の A 級コーチ養成講習会はコロナ禍のため、初のオンラインで行われましたが、どのような状況下であれ、コーチは変化し続ける状況に対応するためにも学び続けることが必要だと考えています。JBA ではコーチ自身が学び続けることができる環境を今後も構築・提供していきます。
　今後とも皆様のご理解･ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。