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第17回アジア競技大会 男子日本代表チームは89-75でクウェートを下して初戦を勝利し、準々決勝ラウンド進出決定
2014年9月25日
ディフェンスから早い展開を出すハヤブサジャパン
#14金丸 晃輔選手は18点を挙げる活躍
「第17回アジア競技大会 バスケットボール競技」第5日目。ハヤブサジャパン 男子日本代表チームは予選2次ラウンドから登場し、クウェートとの初戦を迎えました。日本が属するグループFはカタールとクウェートの3チームで争い、2チームがベスト8となる準々決勝ラウンドへ進出できます。
試合前のミーティングで長谷川 健志ヘッドコーチは、「強くプレイするように」と伝えて臨んだクウェート戦。「1on1でアグレッシブに来るので、まだまだ体を張ることができない部分が見受けられていました」と#4石崎 巧キャプテンが反省点として挙げたように、序盤はクウェートの思い切り良い1on1を抑えきれず得点されます。しかし、オフェンスではこれまでの2大会では不在だったシューター陣が活躍。#9辻 直人選手、#14金丸 晃輔選手が交互に4連続3Pシュートを沈め、一気に17-7とし、ペースを掴みます。高さで上回る日本は、代わって入った♯5小野 龍猛選手がポストプレイから連続得点を挙げ、強いプレイが出始めました。#10竹内 公輔選手、#15竹内 譲次選手もインサイドを攻めながらファウルをもらってチャンスを広げ、得点につなげていきます。ゾーンディフェンスを併用しながらクウェートの1on1を抑えると、リバウンドから速攻を出す早い展開が生まれ、第3ピリオド中盤には69-40とし、この試合最大となる29点差をつけました。
「今日のゲームの締め方はあまり良くなかったです」と#10竹内 公輔選手が話すように、点差が開いたその後は日本のイージーシュートが外れ、ターンオーバーなどミスが多く得点を伸ばすことができませんでした。しかし、初戦から全選手を出場させた日本が89-75で勝利。この結果により、昨日の試合でクウェートが敗れて2敗となったため、日本は準々決勝ラウンド進出を決めました。
初戦を終え、「少しゲームの入り方が固かったですが、リバウンドが取れてからは早い展開からブレイクを出したり、アウトサイドシュートをフリーショットでしっかり決めることができ、その点は良かったです」と、及第点を与えた長谷川ヘッドコーチ。♯14金丸選手18点、♯9辻選手14点、シューターがしっかり決め、リバウンド総数は46:34で日本が上回ったことが快勝につながりました。
♯10竹内 公輔選手は、「明日のカタール戦が、やっぱり予選リーグでは大事な試合になります」と言うとともに、「しっかり引き締めて、明日は出だしからスパークしたいです」と、すでにカタール戦の準備に入っていました。♯4石崎キャプテンは、「カタールvsクウェート戦(79-69)は点差がさほど開いていなかったことを考えれば、勝てる要素は十分にあります。これから相手の特長をしっかり掴んで何をすべきかを明確にし、勝敗のこと以上に自分たちが相手のどこを抑えるべきかをしっかり考えて準備していきたいです」と意気込みを語り、カタール戦に備えます。
次戦は9月25日(木) 18:30よりHwaseong Sports Complex Gymnasium にてカタールと対戦。準々決勝ラウンドを勝ち進むためにも、2次予選1位通過を目指します。ご声援よろしくお願いします。