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第22回FIBA ASIA U-18男子バスケットボール選手権大会 予選ラウンド第1戦 vs韓国 現地レポート

2012年8月18日

 「第22回 FIBA ASIA U-18男子バスケットボール選手権大会」が開幕。今大会は、来年開催される「第11回FIBA U-19男子世界バスケットボール選手権大会」の予選を兼ねており、上位3チームに出場権が与えられます。

 日本は予選ラウンド第1戦、エントリー12名の内2m台が6選手と、史上最強のチームではと呼び声の高い韓国と対戦。試合前、佐藤ヘッドコーチは「自分自身に挑戦し、チームのオフェンス・ディフェンスに挑戦して全力で戦うこと、またその中で全員がリングを見ることと課題として取り組んできたリバウンドをあきらめないこと」を強調して、選手を送り出しました。

 日本のスタートは、#4渡邊、#5森、#8大崎、#9寺園、#14馬場。第1ピリオド、立ち上がり、日本は初戦の硬さと、相手の高さを意識して思うように自分たちのバスケットが出来ず、韓国に主導権を奪われます。しかし、#4渡邊のドライブインや#10渡辺のブレイクから得点が効果的に決まりはじめ、さらにディフェンスのプレッシャーを強める。第2ピリオド、残り2分45秒には29-36と7点差まで詰め寄るが、韓国も#15のリバウンドシュート、#11や#9の3Pシュートなどで差を広げ、31-47と韓国16点リードで折り返す。

 後半、日本はディフェンスをオールコートマンツーマンすると、一方の韓国は3-2ゾーンディフェンスをひく。韓国#9が連続してドライブインから得点を挙げると、日本は#11成田の3Pシュート、#4渡邊のステップインで応戦し、一進一退の攻防が続きます。しかし韓国の内外バランスのよい攻めに、なかなか点差が縮まらず、我慢の時間帯に。47-74と27点ビハインドで迎えた第4ピリオド、日本は#7赤土が#11成田にピック&ロールを仕掛けて得点し好スタートを切ると、#15角野の3Pシュートを含む3連続ゴールで流れを掴みます。しかしすぐさま#10の3Pシュート、#6のブレイクで入れ返してきます。終盤、日本は#13杉浦、#5森、#14馬場、#8大崎と連続得点で粘りを見せましたが、69-91で韓国に敗れました。

 初戦を黒星でスタートした日本は、良かったところを把握し、ダメだったところを修正して次戦に臨むことをしっかりと認識して終了しました。
 次戦、日本は8月18日(土)14:00(現地時間)より、予選ラウンド(グループB)第2戦をシンガポールと対戦します。

 なお、大会公式サイト(英語)では、試合の経過を伝えるFIBA STATSにて速報配信をしています。
 男子U-18日本代表チームへのご声援お願いいたします。