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第33回男子ウィリアム・ジョーンズカップ 第7戦 vsフィリピン代表

2011年8月13日

第33回男子ウィリアム・ジョーンズカップ予選ラウンド最終戦。日本はここまで4勝2敗と好調な戦いぶりを見せているフィリピンと対戦しました。日本は今試合に勝利したら4勝3敗の同率で決勝トーナメント進出の可能性が残るだけに、何としてでも勝ちたい1戦です。

今日も#10松井選手のシュートが好調。第1ピリオドだけで3本の3Pシュートを100%の確率で決めてきます。対するフィリピンは211cmの#11Marcusが攻守の起点。自らの攻撃と、高身長、長いリーチを活かしてリバウンドを量産します。

第1ピリオドを4点ビハインドで迎えた第2ピリオド、日本は要所でもナイスディフェンスが光り、得意の速い展開から#4岡田選手、#10松井選手が高確率を維持。フィリピンを逆転すると、前半終了間際、#10松井選手のフェイダウェイシュートがこぼれたところをすかさず#11西村選手がティップシュートを押し込み、49-44で5点をリードして後半を迎えます。

このまま逃げ切りたい日本。
しかし、その思いとは裏腹に後半立ち上がりから得点が決まらず重苦しい展開となります。ようやく#10松井選手が3Pシュートで今ピリオド初得点を挙げるまで約5分を要し、なかなか点差が離れません。#11西村選手が連続得点を決めるものの、ディフェンスを頑張って速攻につなげる本来の日本の得意のパターンに持ち込むことができない間に、互いのハードなコンタクトに試合がエキサイトし、荒れてきます。

結局ここで日本は逆転を許し、最終ピリオドはフィリピン激しいディフェンスの前に攻めあぐねます。フィリピンは#11Marcusを中心に、#7Donaldoの3Pシュートやブレイクで加点。日本は追いつくことなく、78-94で敗れました。

この結果により、日本の予選ラウンド6位が決定し、決勝トーナメント進出はなりませんでした。3勝を挙げ、調子を上げていただけに非常に悔しい結果となりましたが、大会はまだ続きます。

怒涛の9連戦中の7戦目を終え、選手たちにも疲れが見え隠れしてきていますが、明日のマレーシア戦、明後日のヨルダン戦はいずれも予選ラウンドで勝利した相手との対戦。確実に連勝を挙げ、5位で今大会を締めくくるべく、戦いを続けていきます。