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平成23年度女子日本代表チーム 第5次強化合宿(オーストラリア遠征) 第3戦 vsU-24オーストラリア代表

2011年7月10日

 7月3日(日)より第5次強化合宿(オーストラリア遠征)を行っている平成23年度女子日本代表チーム。滞在5日目、U-24オーストラリア代表と遠征第3戦を行なった。

 試合は立ち上がり、日本のハーフコートオフェンスがうまく機能し得点を伸ばす。しかしその後はミスが多く、相手に得点のチャンスを与えてしまう。U-24オーストラリアペースで試合が進む中、終盤、日本は粘り強いディフェンスから相手のミスを誘い盛り返す。16-19、日本は3点ビハインドで終了。

 第2ピリオド、追い上げたい日本は、開始3分、#6間宮がスティールから速攻を決め、流れを引き寄せる。するとたまらず、U-24オーストラリアはタイムアウトを要求。タイムアウト後、U-24オーストラリアは果敢な攻めから日本のファウルを誘い、フリースローのチャンスを得て得点に結びつけていく。一方の日本は、ファウルがかさみ我慢の時間帯となるも、#7木村の3Pシュート、#4名木の力強いドライブで加点する。42-37、日本が逆転に成功し、前半終了。

 後半、日本は前半に続き、ハーフコートオフェンスを中心に攻める。だが、ファウルがかさみ、リズムに乗りきれない。終盤、オフェンスが単発な攻撃となる日本に対し、U-24オーストラリアは#6 CUMMINGの3Pシュートらで追撃、じわじわと点差を詰める。しかし日本はリードを保ち、62-51の11点差で終了。

 第4ピリオド、互いに譲らない攻防を繰り広げる。しかし、波に乗り切れない日本は、残り4分にタイムアウトを要求。するとその後、#8髙田がドライブからシュートを沈め、徐々に自分たちのペースを取り戻す。最終的に、78-66の12点差で勝利し、今遠征3勝目を挙げた。

 前戦に続き、ファウルが多い試合となったが、攻撃ではハーフコートオフェンスを機能させることが出来ている。個人得点としては、#13大神がチームハイの18点をマークし、シュートへの積極性を見せた。さらには、#4名木が14点、#7木村と#8髙田が12点と、4選手が2ケタ得点でチームの勝利に貢献。また、まだまだ課題ではあるが、リバウンドでは#8髙田が7本、#12吉田が6本と活躍が光った。

 次回は、7月9日18:00より、再度U-24オーストラリア代表と今遠征最終戦を行う。